感動の山 水無川本谷  塔ノ岳 
本谷を登り詰めて出た稜線
1971年4月4日

ルート平面図 省略



ルート断面図 拡大
大倉→水無川→戸沢→本谷→稜線→塔ノ岳→花立→大倉


 車で一路国道246号を丹沢に向かう、厚木を過ぎて渋沢で右に折れて大倉まで行く朝早く出てきたので途中車は空いていて早く到着できた大倉バス停より少し先に行った所に駐車して塔の岳を目指す大倉尾根(通称バカ尾根)を登る予定でいたが途中で道に迷い水無し川に出てしまった

 そのまま川に沿って行くと戸沢に出て此処では大勢キャンプをしている。此処まで来たのでこのまま水無し川本谷を登って行く暫らく行くと6m程落差がある滝に出る滝の左側に鎖が取り付けてあり、 鎖に捉って岩を登るのだが滝の落ちる水が足に掛かって来る滝を越えて行くと再び滝が現れる何度となく小さな滝を越えて行く、


 ある滝は鎖を頼りに越えて行き、また有る滝は巻き道を登って行く事約3時間本谷最大の20mの滝に出る。此処は右側に鎖が取り付けてあり、鎖を頼りによじ登るそしてガレ場を上り詰めると丹沢表尾根の従走路に出る戸沢から一気に本谷沢を登って来たので此処で一息入れる。

 此処からは約30分で塔の岳山頂なので自然にのんびり歩きとなる、塔の岳山頂に到着した時はあいにくガスが掛かってきて視界は悪くなってしまった。暫らく山頂に居たが13時30分下山開始、路は尾根を降る事にする、30分ほど降ると右に鍋割山の分岐を見送りさらに降ると花立と言う見晴らしの良い所に出る振返ると先ほど登った塔の岳が良く見える、天気も回復している、大山もすっかり見えてくる、続いて三の塔、二の塔...


        
滝の連続する沢筋を登る 20mの滝 途中で一休み
 
 塔の岳と表尾根がはっきりと望める、ゆっくりと景色を眺めながらの休憩となる。此処からは幅の広い大倉尾根の降りとなる。左手に大山を眺めながらののんびりと歩ける気持ちよく降って行く、麓に近くなると林の中に入って展望は途切れる、花立より約2時間大倉バス停近くの車の置いてある所に戻る。
        
塔ノ岳 表尾根 三の塔 大山 塔ノ岳 山頂の尊仏山荘