感動の山 尾瀬 縦走 
ニッコウキスゲ満開の大江湿原からの燧ケ岳
1971年6月16日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
水戸駅⇒日光⇒戸倉⇒鳩待峠→山の鼻→尾瀬ヶ原→尾瀬沼 長蔵小屋 泊 →三平峠→大清水⇒日光⇒水戸

 

 16日夜10時水戸駅前に集合大宮、太田、その他より集まった会員制でバス一台を貸切で行く以前竜神峡で知りあった坂本さんのお誘いで今回の尾瀬ハイクに参加する事になった。水戸より日光に向かって夜の国道を快適に走って行く日光を過ぎていろは坂を登り金精峠を過ぎて鎌田で右折して戸倉に到着此処でマイクロバスに乗り換えて鳩待峠迄行く、

 さあーいよいよ登山開始となる4時30分鳩待峠より尾瀬ヶ原に向かっての降り道を進む、約一時間尾瀬ヶ原の西の一端山の鼻に着く空がだいぶ明るくなってきたが雨が少々降ったり止んだりしている。団体で来ているのでスローペースで歩く尾瀬ヶ原に出るとニッコウキスゲが見事に咲いている黄色の絨毯を敷いてあるように見える。途中何度も休憩をして尾瀬ヶ原の東の端の下田代十字路に到着、数人のグループでトップで歩いて来たのでまだ後ろから大勢付いて来る、

トップグループの人々 ニッコウキスゲと記念写真 沼尻の休憩小屋 大江湿原の花と燧ケ岳

 白砂峠をトップグループで通過ちょいと疲れたが尾瀬沼に着いた時太陽が出てきて気持ちが良い環境となる此処で後続の人達が来るので休憩とする。カメラを持って歩き回る、暫らくして全員集合したので今夜の宿泊予定の長蔵小屋を尾瀬沼の左回りのコースで向かう。長蔵小屋の手前にある大江湿原にはニッコウキスゲが素晴らしく咲いているキスゲの黄色に混ざって紫色のカキツバタ、

 その他色々の花が咲いている。写真を撮りに湿原を歩き回る。小屋に戻り夕食を済ませてからアコーディオンを持って来た清水さんの伴奏で合唱となるその後ミーティングとなり今回初めて尾瀬に来た人から最多の13回の 人までいる。今夜は大部屋3室に分かれて寝る事になる。

7月18日朝早く起きて散歩をしてくる今日も天候は悪くなりそうである。 朝食を済ませ全員外で記念写真を撮ってから長蔵小屋を出発する尾瀬沼の辺を三平峠に向かう、暫らくして尾瀬沼と別れて登りとなり 三平峠に着く峠からは赤土の滑りそうなぬかるみの降りで注意しながら慎重に歩く、道路工事で登山道が寸断されている所は 特に歩きにくい。

 暫らく降ると沢沿いの道となり一之瀬休憩所に出る、後は幅の広い林道を約1時間歩き大清水に到着する。 バスに乗り込み帰路を辿る、金精峠を越えて中禅寺湖辺りから雨が激しく降ってきて雷も激しくなって来る日光を過ぎ 水戸に着いた時は雨も止んでいた。今回はあまり天候には恵まれなかったが楽しい登山が出来た。