感動の山 大岳山 
山頂でお会いしたファミリー明治生まれの方もいる。
1972年2月13日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
八王子⇒立川⇒御岳駅⇒山麓駅⇒山頂駅→御岳神社→大岳山荘→大岳山→大岳山荘→山頂駅→御岳駅

早朝電車で出発する電車の中より丹沢方面を見ると雲の中に所々山波が見える、天気は悪い。八王子より立川に出て御岳に行く。御岳駅に着いた頃には雨が雪になっていた。御嶽駅よりバスでケーブルカーの山麓駅まで行きケーブルカーに乗り山頂駅に到着する山頂駅を出ると雪が50Cmほど積もっている。

 大岳山を目指して雪道を行く御岳神社を過ぎ山の中の道となり積雪も多くなる。先に何人か大岳山に向かっているらしくラッセルしてありラッセルしてあるルートを辿ってどんどん登って行く。途中10人ほど登山者と出会う。

 約2時間大岳小屋に到着する此処で昼食にする。小屋には大勢の登山者が各々食事や休憩をしている小屋は満員なので小屋の外でラーメンを作って食べる。腹も満たされたし温かいものを食べて体も温まって疲れも回復する。食後少々休んでから大岳山山頂を目指す、

 小屋から山頂まではラッセルされていないのと急な登山道になるので登るのがきつい所だ、山小屋まで来て引き返してしまう登山者が多いらしい。今付近の積雪は1mほどあり歩くのが更にきつくなる山小屋より約40分大岳山頂1267mに出る。天候は悪く視界は0に近い、山頂で記念に写真を撮っていると数人が登ってきたので一緒に記念写真を撮る色々と話を聞くと家族登山で明治生まれのお爺さんも居て感心させられる。

 山頂は寒いので早々に引き上げる急な登りを今度は滑りながらの下山となり小屋まで戻る。山小屋で再び小休止。帰路は馬頭刈尾根を五日市方面に降る予定でいたが積雪が多いので御岳に戻る事にする雪は相変わらず降り続いている御岳よりケーブルカーを利用せず歩いて御嶽駅まで行き電車で帰路を辿る

 




        
大岳山山頂 急斜面を滑り降りる 御岳駅付近橋