感動の山 尾瀬沼 
尾瀬沼と燧ケ岳
1972年6月1日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
自宅⇒熊谷⇒高崎⇒沼田⇒鎌田⇒大清水⇒一ノ瀬→三平峠→大江湿原→アザミ湿原→三平峠→一ノ瀬⇒金精峠⇒イロハ坂⇒足尾⇒桐生⇒熊谷⇒川越⇒八王子⇒帰宅。

 明日は休みなので急に思いついて尾瀬に向かう事になる。夜出発する。16号線を熊谷に出て高崎に入り沼田より鎌田に行き大清水を過ぎて一之瀬まで入って駐車する。車の中で1時間程仮眠をする、まだ辺りは暗いがあかるくなりそうなので三平峠に向かう。

 三平峠に向かう登山道は林道工事の為ズタズタに遮断されていて哀れな山道となっている。1時間程で三平峠に出る。峠より10分ほど降ると尾瀬沼に出る。数時間前は雨天だったが今はすっかり晴れて来た、尾瀬沼の辺には丁度水芭蕉が咲いているし尾瀬沼越しに燧ケ岳が目前に聳えている。

 10分ほど辺を歩いて長蔵小屋に行き此処で朝食にする。食後目の前の大江湿原を通ってアザミ湿原を回って左回りで尾瀬沼の対岸沼尻に出る。以前は長蔵小屋より沼尻まで渡し舟が有ったのだが今は自然保護の為廃止されている。沼尻より更に廻り尾瀬沼山荘の前に出る。

 丁度此処で尾瀬沼を一周した事になる。此処で暫らく景色を眺めながらの休憩となる。撮影も忘れる事無くカメラに収める。再び歩き始める10分程で三平峠を過ぎて約一時間で車を停めてある一の瀬に10時40分戻る。


        
燧ケ岳の雄姿 大江湿原と長蔵小屋 ミズバショウ
  今回はI氏と二人なのでハイスピードでの登山となった。丁度6時間で尾瀬沼を一周して来た事になる。一之瀬から鎌田に戻り沼田に戻らず金精峠を越えて日光方面に向かう。戦場ヶ原を過ぎて中禅寺湖のお土産屋に入って昼食にする。早々に食べ終えていろは坂を下る、

 日光市に入らず途中で右に折れて足尾に向かう、観音峠を過ぎ足尾銅山の廃業した工場群を左右に見ながらダートコースになる前に走っている車の埃で前が見えなくなるほど誇りが舞い上がっている桐生に近づく辺りで道も良くなり途中でスタンドに寄ってガソリンの補給をして行く。太田、熊谷、川越、八王子を通って18時に帰宅する