感動の山 金峰山 
金峰山山頂の五丈岩
1972年8月4日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
自宅⇒韮崎⇒金山(車中泊)⇒瑞牆山荘→藤見平→大日岩→千代の吹上→金峰山山頂→金峰山小屋(泊)→瑞牆山荘⇒木賊峠⇒甲府⇒御坂峠⇒小山⇒帰宅
 

8月4日夜8時出発、16号を通り津久井湖、相模湖を過ぎて中央道に入り大月まで行く、20号に出て甲府で夜食を食べる20号線を韮崎で別れて増富ラジュウム温泉に向かう夜なので廻りの景色が見えないのでどんな所なのか解らず進む、途中で舗装が無くなり林道は工事中で悪路となり暫らく進むと金山の有井館の前に出る、今日は此処で車中泊とする。

 翌朝早く有井館を発して林道を奥に進み瑞牆山荘前の林の中に車を停めて登山開始とする。幅の広い林道を10分ほど行くと林道と別れて尾根道を登る南アルプス、八ヶ岳がガスにぼやけて見えてくる。急な登りを暫らく行くと白樺林の中に入って道も緩やかになると林の中より富士見平小屋が見えてくる。富士見平小屋で朝食にする、ザックを降ろしてインスタントラーメンを作り食べる。

 朝食後再び金峰山目指して登り始める、瑞牆山登山を予定していたが中止、富士見平小屋付近は明るくお花が多く咲いていて気持ちが良い登山となる。1時間程で大日小屋を過ぎて大日岩に到着、大日岩より暫らく林の中を登るが直ぐに急登となり森林限界を超して千代の吹上と言う岩場に出る、処からは稜線歩きとなって展望は良い、

 2、3のピークを過ぎて目指す五丈岩と金峰山山頂が見えてくる。五丈岩の所に来ると五丈岩の大きさに圧倒される、目前に実物を見て感動させられる、早速五丈岩に登ってみたが少々怖かった。登る時は良いのだが降りるときが難しく緊張した。直ぐ隣の金峰山山頂で昼食にする。雨が降ってきたので岩陰に移動して昼食を済ませる。昼食後山頂直下の金峰山小屋に下りる。

 雨が降って来たのと疲れもあって今日は此処に泊まる事とする、小屋でゆっくりして夕刻外を見ると夕焼け空になって来て、明日は晴れる予感がしてきた。小屋で夕食を済ませてから山小屋の主人(林袈裟夫)さんとの語らいも過ぎて、毛布に包まり寝る事にする、小屋泊まりは私たちの他10名ほど居る。

 8月6日朝4時起きて外に出ると朝日が雲を赤く染めていた6時に朝食を済ませて6時30分下山する途中大日岩の少し上で1時間程休憩をして、ゆっくり降りて瑞牆山荘前に戻ったのは11時40分になっていた帰路は木賊峠を通って甲府に出て御坂峠を抜けて駕籠坂峠を通り246号線で帰る。



        
目指す金峰山の遠望 五丈岩を登ってくる 金峰山小屋