感動の山 大石山 
山頂の大石の上で祈念撮影
1973年5月20日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
横浜⇒戸塚⇒丁後⇒厚木⇒新松田⇒神縄⇒ユーシンロッジ→大石山→ユーシンロッジ


 朝2台の車で横浜より1号線を走り丹沢に向かう途中戸塚辺りに来ると車が混雑してきてI氏の車とはぐれてしまう、どこかで逢えるだろうと適当な速度で走って行くと再び合流できる長後、厚木を過ぎて246号線を新松田に向かう、246は意外と空いていて秦野を通過する当りより丹沢の山が迫って来る。渋沢を過ぎて中川温泉への分岐があり此処で246号と別れて西丹沢に向かう。

 中川温泉を過ぎて更に進むと道が悪くなってきて河原の中に仮の道が作られている所があり、現在工事中となっている。3年前の台風で大きく道路が破損した為普及工事が進められている。予定では犬越路を抜けて津久井方面にゆくつもりで居たが天然記念物に指定されている大きな杉の木(ほうき杉)の有る所より先は通行止めになっていて通行が出来ないので引き返す、

 神縄迄戻って今度は玄倉林道をユーシンに向かう途中は渓谷の景観がとてもよい所を暫らく走る。谷川に沿って奥深く入って行くと大きく沢が分かれている広い所に出て目前の林の中にユーシンロッジが見えてくる。

 此処はキャンプや水遊びにはもってこいの場所となっている。ロッジ裏の吊橋を渡って大石山の登山開始!急な登山道で一気に大石山へと続いている、途中何度か休みながら登る、大きな石がある所に出るここが大石山山頂でお茶を飲もうとしてバーナーに火を着けようとしてマッチを忘れた事に気が付く、

        
スリルがあるキレットを渡る 男坂 鎖場を登り ユーシンロッジ
 

 折角水とバーナーを持ってきたのに残念だった。3人ともタバコを吸わないのでこの様な時には困ってしまう、仕方が無いので先に進む事にする同角の頭の手前にあるキレットまで行って戻る事になる、大石山より先は上り下りが緩やかな登山道となる。登り始めたのが午後1時を過ぎていたので同角の頭まで行けずキレットで引き返す。
 天候も少し悪くなって来た事もあって雨の降ってこないうちに戻る事にする。登って来た道をゆっくりと辿る陽が低くなり始めるのと併せて視界が良くなり夕焼け空となる、丹沢の主脈がはっきりと見えてきて大石山迄戻った時には目前の塔ノ岳山頂の山小屋も良く見える、

 暫らく大石山の展望を楽しんでから急な降り道をユーシンロッジまで戻り車を駐車した所まで戻り帰路を辿る。