感動の山 西丹沢 
蛭が岳山頂の鹿
1976年7月17日〜
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
厚木⇒松田⇒ユーシン→塔の岳→丹沢山→蛭が岳→臼が岳→→ユーシン

 

 天気が良くなって来たので急に山に行く事にする13時00分家を車で出発して246号線を厚木に入り途中信号待ちをしていた所後ろより追突される。幸い軽く追突されたのでバンパーが少々変形したのみでたいした事が無いので、相手の住所等を確認してそのまま山に向かう。

 松田を過ぎて246号線を右折して中川温泉を通過して林道を進み17時00分終点のユーシンロッジに到着するロッジの近くに車を停めて林道を塔の岳に向かって歩き始める一時間程林道を行くと河原に出て河原を横切って登山道になる暮れかけた塔の岳の登山道を登り始めると一人の登山者が降りてくる。話を交わすと、塔の岳から水場に水を汲みに降りて来たと言う。

 途中の水場を通り過ぎて登山口の沢まで降りてきてしまったとの事だ。お疲れ様!!と口に出さず...水を汲みに来た登山者と我々二人と3人で登山開始とする。 途中で暗くなってしまったので懐中電灯を出して登り始める、塔の岳に丁度20時00分に到着する。

 山頂の尊仏山荘で素泊まり料金1000円を払ってから食事の準備をする。素早く準備をして周りの5人で話しながらの食事となる。食後外に出て見るとあいにく天気は悪く星が見えない。小屋に戻って寝床に入る。


 7月18日天気は良くないが雨にならないだけ助かった。朝食を早く済ませて小屋を6時10分出発する、日高、竜ケ馬場、を通過して一時間程で丹沢山に到着する。天気はいくらか回復して来ている。時折り青空が見える。みやま山荘の前で休憩をして再び歩き始める。

 不動の峰まで来た時には青空が広がってきて陽が射してくる。また前方には雲海上に富士山がハッキリと見える、不動の峰を過ぎて棚沢の頭にきた時はもう天気は快晴状態になっている。鬼が岩の急な岩場をを慎重に降って蛭が岳の急な登りとなる。苦しい登りだがゆっくりと休まず登る

 8時30分神奈川県の最高峰1673mの蛭が岳に到着。空は青空、空気は爽やか、景色は良いし、気分最高!!さらに山頂で一頭の鹿がいて餌をねだっている。40分程山頂で休憩して体力の回復をさせて蛭が岳から急な降りをゆっくりと臼が岳に向かう降りが終わると今度は臼が岳の登りとなる、登り下りが激しい所だ。太陽が出て来ているので汗がたれ落ちる、

 臼が岳を11時頃通過する。再び降りとなる予定ではこのまま桧洞丸を回ってユーシンに戻るつもりでいたのだが、以外に時間を費やしてしまうので臼が岳と桧洞丸とのコルより桧洞沢をユーシンに降る事にする。塔が岳で一緒になった二人が追いついてきて此処からは4人でユーシンまで降る事になる。

 沢を40分程降った所で一休みする、途中難所が二箇所ほどあったがどうにか無事に通過して来たが沢を降るのは、出来るだけ避けた方が良いと感じた。沢の冷たい水で顔を洗い気持ちをすっきりさせる、さらに谷を吹き抜けるそよ風は特別さわやかに感じる。腹も空いてきたので小豆の缶詰を出しておしるこを作って食べる山で食べるおしるこはなんともたとえ様が無いほど美味しく食べられる。

 30分程休憩後再びユーシンに向かって降り始める。15分程降ると尾根道と合流して歩きやすい道となり20分程行くとユーシンロッジに辿り着く


        
棚沢の頭付近の稜線 動の峰に石仏不動明王 コバイケイソウ