感動の山 | 穂高 槍ヶ岳 | ||||||||||||||||||
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八王子⇒高尾⇒松本⇒上高地→岳沢ヒュッテ(泊)→前穂高→奥穂高→ジャンダルム→穂高山荘(泊)→涸沢岳→北穂高→キレット→南岳→天狗の原→肩の小屋(泊)→槍ヶ岳→飛騨乗越→槍沢→横尾→徳澤→明神→上高地⇒松本⇒八王子 7月25日朝一番の電車に乗って高尾駅に行き高尾発の鈍行で松本に向かう 松本から電車で新島々へ行く予定でいたが時間があるのでタクシーで上高地まで行く事にする 私たちは3人なので 上高地まで行く人を2人探す事にする 松本駅で上高地方面に行く人たちが集まっている所で F氏が2人探してきた 神戸から観光で上高地までゆくので 丁度良かった 早速5人でタクシーに乗り込み上高地に向かう 電車とバスを乗り継いで行く予定でいたが 5人でタクシーを利用したほうが時間的にも 金額も安く行けるので 良かった(1人当り 1400円) 上高地に予定より約一時間早く着いたので 河童橋のところで記念写真を撮り 丁度 お昼時なので5人で食事を一緒にする 13時05分神戸より来た2人と別れて
私たち3人は上高地より 梓川沿いに林道を行く 暫く行くと 左手に岳沢登山口の標識がある 此処で登山準備をして岳沢ヒュッテを 目指して登り始める 天気が良いため陽射しが強くてとても暑い 途中何度か休みながらの登山となる 時々降りて来る人に出会う 顔は真っ赤に日焼している 上高地より3時間50分今日の宿泊予定地岳沢ヒュッテに到着する 宿泊手続きを済ませて直ぐに夕食の支度に取り掛かる 小屋からビールを2本買ってきて食事前の乾杯とする 食事も手際よく済ませ明日の予定など話していたがF氏は頭が痛いので先に寝床に入る 後片付けを済ませてから寝床の準備をしていると お風呂に入れるというので 早速行くと 5人ずつ10分間とゆう制限があるので急いで お湯に浸かってくる 思い掛けなく風呂に入れて 今日の疲れも癒される 今夜はゆっくり休めそう 先に寝床に入っているF氏の頭の痛みは良くなってきた これで一安心 8時ごろ床に着く。 7月26日3時30分起床 空はまだ暗いが天気は良いらしい 食事の準備をする為2階から降りるときに足を踏み外して落ちてしまう 幸い少々の傷みがあるものの登山には影響は無いので 小屋の外に出て朝食の準備を開始 お湯を沸かして カップうどんとお茶を作るF氏はまだ調子が悪くて お茶のみの朝食となる 4時40分岳沢シュッテを出発し前穂高に向かうキャンプ場を過ぎどんどん登る 森林限界を過ぎ岩場をさらに登る 8時30分前穂高岳3090mの山頂に到着天気は良好360度の展望があり お茶とコーヒーで休憩しながら記念撮影 前穂高発9時30分奥穂高に向かう一度降って(吊尾根)再び登りとなる F氏は体調が良くないのでスローペースとなる奥穂高山頂まであと僅か 目前に日本第三位の標高の頂きが迫って来る 苦しい登りが続いたがとうとう奥穂高3190mに到着 此処で昼食にして十二分の休息をとる F氏は体調が回復しないので I氏と二人で目前に聳えているジャンダルム(穂高の稜線上にある岩峰の名称)まで行って来る事にする 荷物は山頂に置いてカメラのみを持ってガレ場を5、6分降ると馬の背(ナイフリッジ)と言う幅の狭い稜線の降りとなる さらにガレ場を降ると小さなコル(鞍部)に出て次に通称ロバの耳の登りとなる ロバの耳の頂きに立つと 隣に目指すジャンダルムが立っている ロバの耳を降り ジャンダルムの登りは裏側に廻り込む様に登って行く 10分程で感動の山 ジャンダルムの頂きに立つ ジャンダルムの頂きで10分ほど居たが ガスが刻々と変化して来るのでガスの切れ間に周りの情景が映し出される
ガスが完全に晴れるのは期待できないので 引き返す事にする ロバの耳の頂きに来るとガスが切れそうになってきたので カメラを向けて待っていると ガスの切れ間より特異な姿の岩峰 ジャンダルムが見えてくる 素早く チャンスを逃さずカメラに収める 日本有数の岩峰を十二分に味わったので F氏が待っている事もあるので 奥穂高山頂に戻る F氏は既に穂高山荘に下山している I氏は直ぐにF氏の待っている 穂高山荘に下山する 私は暫く奥穂高山頂で撮影をしてから最後に下山する ガスが濃くなって来たので明日は 天気が崩れて来そうだ 穂高山荘に着いたのは6時頃となり小屋の前で2人とも休んでいた 早速夕食の準備に 取り掛かり食事をしていると小雨が降ってくる急いで後かたずけを済ませて小屋に入る 寝床で荷物の整理をしてから 読書室に行き暫くジュースを飲みながら本を見ていると山の8ミリ映画を始めると連絡があり 見に行ったが直ぐに終わりになる 消灯が近いので寝床に入って寝る事にする。
7月28日天気は良好 外に飛び出して見ると目前に槍が聳え立っている 気温が低くて寒いので長袖のセーターを着る 食事を済ませて荷物を整理してザックを山小屋に預けてから 軽装で槍ヶ岳登山とする槍ヶ岳山頂からは360度の展望だ 以前来た時は曇りで周りの景色を見ることが 出来なかったが今日は十分展望できる
山頂でゆっくりしていたいが今日の下山コースは長いので早々に 肩の小屋に戻って日本で一番標高の高い峠、飛騨乗越から槍沢を降るまだ残雪が多く残っているのでグリセード (半すべり)しながら600m〜700m降る途中振返り槍ヶ岳の写真を撮ったりして時間を費やしてしまったので 雪渓の下端に着いたのは8時45分になってしまった。此処で再びお茶にする お茶は水分の補給と寒いときには 体を温めるので適している 体調が悪い時でもお茶を飲む事が出来れば結構体力回復になる、 此処からなだらかな降り路となり槍沢ロッジを過ぎて一の又、横尾、徳沢、明神、上高地へと長い道のりを辿る 以前槍ヶ岳登山でこのルートを往復した時は本当に長い道程で変化が少なく次回は必ず別ルートをと思っていたが 槍ヶ岳から上高地への最短コースなので再び同じコースを辿る 上高地からタクシーで他の登山客2人と相乗りで 松本駅に向かう 途中ドライブインで時間調整の為小休止して松本駅に来る 落雷の為電車は遅れているので 一番速く乗れる特急に乗り込む 2時間8分遅れで八王子駅に到着 2時間以上遅れて(松本駅で既に遅れている) 着いたので特急料金1100円を払い戻して貰う 結果的には特急料金無しで特急に乗って来た事になった |
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