感動の山 | 高千穂の峰 | ||||||
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高千穂河原→馬の背→御鉢→高千穂の峰→御鉢→馬の背→中岳→新燃岳→中岳→高千穂河原 高千穂の峰登山口から石畳の道を行く、周りは林で少し開けた所にベンチが有る、休憩するのに丁度良い。暫らく行くと赤茶けた火山礫のゴロゴロした緩やかな登りとなる。林の中を過ぎて周りが開けてくると正面に荒々しい火山の急な登山道が見えてくる。
赤茶色の砂礫の登山道なので慎重に足を運ぶ。1歩1歩慎重に滑らないように登って行く。急斜面を登り終え「御鉢」と呼ばれる高千穂の峰に付随する火口の一端に出る(馬の背)此処からは火口に沿って平坦な登山道を暫らく行く御鉢(馬の背)を1/3周ほど回った向こうに高千穂の峰の山頂が有り急斜面の登山道が見える。 馬の背の一端より僅かに降り、いよいよ最後急登,登り切れば山頂だ、登山道の表面は茶褐色の小石と砂で歩きにくいさらに慎重に一歩一歩体のバランスを保ちながら足を進めて行く。小石の上を歩くとズルズルと滑ってなかなか進めなくなる。 山頂を目指して自由に道を選び気持ちだけジグザグに登る。黙々と滑らないように山頂を目指す。馬の背から約30分標高1,574mの高千穂の峰山頂に到着する。山頂には日本神話に登場する神様が山頂に突き刺した青銅の「天の逆鉾」が有る。山頂には10名ほど登山者が来ている、 山頂直下にある山小屋に入って見ると小屋の中にはお土産が並んでいたので記念にしゃもじを買う。どうして山頂小屋で「しゃもじ」が置いてあるのか?なんだか不思議な気がしてくる、なにかの謂れがありそうな気がして来る。山頂小屋を出て急な登山道を降る、馬の背を戻り登山口に戻らず、新燃岳方面に行く、中岳を登ってて行くと疎らに雪が残っている草原状の山稜となる、新燃岳の一端に登り写真を撮ってから登山口に引き返す。 高千穂の峰登山口に戻り帰路は関の尾甌穴群を見に寄り道して帰ることにする 関之尾の滝は大滝、男滝、女滝とあり、中でも大滝は幅40メートル、高さ18メートルもあり、上流へ向けて600メートル、幅80メートルの甌穴群があります。この甌穴(小さい瓶のような穴)は約1万年前に形成された川床の大きな凝結凝灰岩(火砕岩の一種)の割目に砂や石ころが入り、 水の力と長い年月をかけ出来上がったもので現在も進行中です。大きいものは3メートルを超えるものがあり、一帯に数千個の甌穴が散在しています。関之尾の甌穴は世界一であると地質学の権威者が絶賛しています (関之尾の滝の説明掲示板より抜粋を流用させてもらう) |
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