感動の山 木曽駒ケ岳 
汗をかきながら山頂を目指す
1978年10月13日〜14日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
町田⇒相模湖IC⇒勝沼IC⇒国境橋⇒茅野⇒杖突峠⇒高遠⇒駒ヶ根⇒菅の平⇒しらび平⇒千畳敷→乗越浄土→中岳→木曽駒ケ岳→宝剣山荘→千畳敷⇒しらび平⇒菅の平⇒帰り

 

町田に11人集合して3台の車で一路アルプスに向かう。 無線機を載せてあるので互いに連絡をとりながら夜のドライブとなる、相模湖より中央高速に入り、ハイウェイを 軽快に走る。途中談合坂SAで小休止をして勝沼で高速を出てから甲府バイパスに入る、今日は普段より車の量が少なく 感じる。

 甲府バイパスを割合楽に通過できる、韮崎を過ぎて山梨県と長野県との県堺のドライブインで 再び休憩気温がだいぶ低くなっている、時間に余裕があるのでゆっくりと走る茅野にて20号線を左折して 杖突峠の登りとなる。以前来たときは道幅も狭くダートコースだったが今はほぼ100%アスファルトになっていて 道幅も広くなっていて走りやすい。

 20分ほどで杖突峠の駐車場に着いてしまう。外に出て見晴台から 諏訪方面の夜景を眺めることが出来る「10万ドルの夜景だ」と誰かが言う。円高の影響かな?気温が低くて 吐息が白く見える、体も冷えてきたので車に乗り込み駒ヶ根に向かう。峠を越えて高遠の町に入る、

 夜中なので車のすれ違いは殆ど無い街中の突き当りを右折して伊那に向かう、眠気を覚ますため 無線連絡を取り合いながらの走行を繰り返す。天竜川を渡り伊那の町に入り旧道を左折して踏み切りを渡り153号線に合流する、

 153号線を南下する事20分ほどで駒ヶ根駅に着く、30分ほど駒ヶ根駅に駐車していたが菅の平まで行き仮眠する事にする。 駒ヶ根駅より山に向かって10分ほど入った菅の平の駐車場に入って車の中で仮眠する。

楽しみの昼食 木曽駒ケ岳 目指す 木曽駒が岳山頂

 10月14日朝6時15分発の一番のバスに乗って しらび平に向かう駒ヶ根駅が始発なので座って行く事が出来ず約40分立ったままで揺られてしらび平迄行く。 天気は快晴で眠気も覚めてくる、ロープウェイに乗り8分ほどで標高2600mの千畳敷カールに着く、カール(圏谷)からは 目前に覆い被さるように聳えている宝剣岳が竣立している。いよいよここからは歩きとなる、

 カールを10分ほど行くと 稜線に向かって急な登山道がジグザグに続く、約1時間で全員乗越浄土(稜線)に到着、山小屋の近くの岩陰で食事の準備を始める、 今回は大勢なので鉄板焼きの準備をしてくる、石の上に鉄板を乗せて下からバーナーで加熱する、鉄板を利用した ミックス料理を囲んで2時間ほど楽しい昼食となる腹ごしらえも十分出来たので、盟主の木曽駒が岳まで行く事にする、

 荷物を置いて軽装で中岳に登り一旦木曽駒が岳との鞍部に降りて再び木曽駒が岳の登りとなる、20分ほどの登りで 標高2956mの山頂に到着する。山頂からの眺めは抜群によく遠く立山の方面の山は白く輝いている、 左手目前には御嶽山、後方には南アルプスの峰峰が南北に長く伸びている、感動の山だ!!

 写真を撮りながらのんびりと降って中岳の側面を巻く道を戻る、目前に三沢岳を見ながら宝剣岳山荘に戻る。 荷物をまとめて下山する、千畳敷迄急な降りを引き返す、登りは1時間費やしたが、降りは30分と早く降りられる。 カールから宝剣岳をバックに写真を撮り、立去り難いが再び来る時までと宝剣岳の姿を脳裏に強く焼き込んで ロープウェイの駅舎に入る。

 売店でコーヒーを飲み再度くつろぎロープウェイに乗り込みしらび平に戻る、 再びバスに乗り菅の平の駐車場に戻る途中で猿の群れに出逢う、バスに揺られている内に殆ど全員昨日の 寝不足と疲れで、寝てしまう。菅の平でバスを降り近くの食堂で昼食を取ってから車に戻り、帰路を辿る。

 153号線で伊那より右折して 高遠から杖突峠を経由て20号線に出てしばらく走ってから休憩を取るコーヒーを飲み眠気を覚まし再び走り始める、 道路も空いていて順調に走れる、韮崎を過ぎた所で少々渋滞したが殆どスムースに走れる、甲府バイパスも順調に通過して 勝沼より高速に入る当たりで陽が暮れて来てテールランプの赤い色が目立って来る、談合坂のSAで5分ほど休憩をして 相模湖ICより高速道路を出て津久井を通って町田に21時帰着。

中央高速 相模湖⇒勝沼 700円  菅の平⇔しらび平⇔千畳敷セット券 2400円
コーヒー 150円   昼食 350円   コーヒー 300円
中央高速 勝沼⇒相模湖 700円

メンバー 高橋 三沢 伊藤 山本 渡辺 今井 畠山 畠山友 佐藤 小笠原 白石