感動の山 | 生籐山 | ||||||||
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高尾駅⇒和田峠→醍醐丸→連行山→茅丸→生藤山→三国山→甘草水→鎌沢⇒和田峠⇒高尾駅 高尾駅に9時集合、車2台に6人乗って陣馬街道を行き陣馬山直下の和田峠で4人が下りて運転手のみ車2台で鎌沢を通過して下山予定地の竹の子の里活性化センターに1台車を置いて和田峠に戻る、いよいよ登山開始となる和田峠より北方面に通じる林道を暫らく行くと、直ぐに林道と分かれて山道に入って行く。 植林された杉林の中をゆっくりと高度を上げて行くと次第に杉林から広葉樹林に変ってくる30分程で高岩山を越えて醍醐丸との鞍部醍醐峠に着く峠より再び醍醐丸の登りとなり20分程で醍醐丸山頂887mに出る。山頂で展望を楽しみ小休止とする。醍醐丸より進路を西方向に取り山ノ神(峠)を通過して左に和田に降る道を見送って連行山に向かう此処は関東ふれあいの道(富士見の道)に指定されているコースでなかなか静かで良い山歩きが出来るし丁度足元には竜胆の花がいたる所に咲いていて山登りの楽しさを味わえる。
展望の無い雑木林の中の尾根道を暫らく行くと次第に開けてきて展望の良い尾根道となる道も緩やかになり草原状の広い登山道は気持ちがよく歩ける。また当り一帯には竜胆の花が多く咲いていていっそう楽しませてくれる。再び急な登りとなり連行山山頂に着く、連行山を過ぎると右手に柏木野に降る道を見送りコース中一番標高の高い茅丸1019mを目指す。 この当りも実に静かな雑木林の明るい登山道で気持ちが良い、天気も快晴で雨の心配は皆無だ。連行山より緩やかに降り再び急な木階段を登り詰めると1019mの茅丸山頂に出る、山頂には木製ベンチが2機設置してあり休憩するのには丁度良いしかし山頂は広葉樹林が多くあるので展望はあまり良くない,茅丸山頂で一息入れてから急な降りを生藤山目指して行く。 広葉樹林帯の明るい緩やかな道となり暫らく行くと急な登りとなり上り詰めた所に生藤山山頂990mがある。山頂には茅丸と同じくベンチが2機設けてあり休憩するのに丁度良い方向に向いている、こちらは南側が展望が利く北側は雑木林で視界を遮られている。生藤山山頂からは露岩の急な降りを木に捉りながら10mほど降ると巻き道に合流する直ぐに巻き道がある三国山の登りとなって直ぐに展望の良い広い山頂に出る、 奥多摩方面の山波が目前に連なって見える、眺めが良い所なのでゆっくりしたくなるが先を急ぐゆったりとした降り道を10分程行くと明るく開けた桜の林出でるテーブルが3基設けてあり此処で暫らく休憩とする。甘草水広場の標識があり「...日本武尊尊が遠征のとき三国峠に軍を憩う時に山頂に水が無く....鉾で岩頭を穿ったところ清泉が湧き出した...」と甘草水由緒が記されている。 この当りにも竜胆が多く紫色の花を咲かしている。甘草水からはほぼ平坦な樹林帯の道を20分程行くと佐野川峠で右に石楯尾神社に降る道を見送って暫らく行くと軍刀利神社があり此処から尾根道と分かれて登里に降る初めは明るい雑木林の道を降って行くが暫らく降ると杉林の中の急な降りとなって登里に出る3軒ほど家があり、三国山、生藤山登山口の石碑が立っている。 コンクリートの坂をカーブしながら降ると行きに車を停めてある鎌沢(竹の子の里活性化センター)に着く到着が遅くなってしまったのでセンターは閉まっていて 近くの「守屋さん宅に予約しておいた名物の酒饅頭を預かってある」とメモが貼り付けてある、車に乗り込み少し降った所の守屋さん宅に寄って酒饅頭を貰ってから車の置いてある和田峠に戻る途中で和田のバス停がある陣馬自然公園センターに寄ってお土産を買って来る。和田峠で2台の車に分乗して陣馬街道を戻り高尾駅にて解散となる。意外と長い登山コースで充分秋の山を味わう事が出来た感動の山歩きとなった。 |
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