感動の山 霧ヶ峰 
ニッコウキスゲの群生 霧ヶ峰
2000年7月14日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
佐久⇒白樺湖⇒車山高原⇒強清水⇒車山高原→車山山頂(リフト)→夫婦岩→車山肩→強清水→忘れじの丘⇒車山高原⇒望月温泉⇒佐久

 
 前日佐久のT山荘に泊まり14日早朝霧ヶ峰を目指して佐久を出発する霧ヶ峰の強清水でFさんと合流して一緒にハイクの予定でいたが、予定の強清水に行くとFさんが既に待っていて30分程食べ物を買って軽く食べながら話し込んでいたがFさんと分かれて我々は予定どうり車山高原よりリフトで車山に登り霧ヶ峰ハイクを始める。

 生憎の天気で車山山頂からの展望は望めなかったが当り一面に咲くニッコウキスゲの鮮やかな黄色の花に大いに歓迎される。太陽の光が薄いが霧に滴れて花が瑞々しく咲いている。丁度ニッコウキスゲの花が満開になっていて、緑と黄色の絨毯を敷いた様に眺められる。

 足元にはニッコウキスゲの花に混ざって、アザミ、フウロソウ、ヒヨドリソウ、アヤメ...など多くの花が咲き乱れている。大きく広がる高原の細く続く道を行く。蝶々深山1836mまで行き一旦戻って車山巻道に入って車山肩の駐車場に出る。此処はビーナスラインの中間にあり観光スポットになっていて多くの観光客やハイカーが来ている。此処で休憩を取ってから強清水方面に向ってニッコウキスゲが咲き誇る中を行くほぼ平坦な道でゆっくり歩ける。

 緩やかに降り始めると第4園地の標識があり、よく見ると1〜5までの園地があり今回は第4園地から入って第5園地を抜けて強清水に行くコースを進むこの付近は最も多くニッコウキスゲが咲き誇っていて緑色の葉を黄色い花で覆い尽くされている。自然と足が止まって時間を忘れてしまうほど見事な群落だ。
園地より強清水方面を望む ニッコウキスゲの中を行く 第5園地のニッコウキスゲ 忘れ字の丘よりの展望

 園地に咲くニッコウキスゲに目を奪われながら強清水でビーナスラインを横切りわすれじの丘に上がる。此処も又ニッコウキスゲが一面に咲いていて展望が大きく開けているグライダーの滑走路が有り丘を少し下った所にはグライダーふれあい館がありグライダーを展示してある。

 グライダーふれあい館を見学してから強清水の駐車場に戻って休憩ビーナスラインの料金所があり四方に道路が延びていて霧ヶ峰の要となっている所で多くの観光客が寄る所となっている。天候にはあまり恵まれなかったが十分に霧ヶ峰に浸って満足できた。帰路は望月より山間に入った春日温泉に浸かって心身共に癒してから佐久のT山荘に戻る。