感動の山 | 木曽駒ケ岳 | ||||||||
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千畳敷きカール→浄土乗越→中岳→木曽駒が岳→浄土乗越→千畳敷カール 前日佐久の山荘に泊まり早朝咲くを出発、駒ヶ根(菅の台)の駐車場に向かう、一般車は菅の平より先は通行禁止となっているので菅の平より、バスまたはタクシーに乗り換えてロープウェイの駅しらび平まで行く事になる。今回は6時にタクシーの予約をしてあるので菅の平らよりタクシーに乗り換える佐久より夜明け前の道を走り丁度6時ぎりぎりに菅の平に到着する。 バスに乗り換える登山者の大行列の中、待機していたタクシーに乗り込みしらび平を目指す。臨時のバスが3台ほど先に出発していたが途中で追い抜き先に行く。途中で降ってくるタクシーもある。しらび平ロープウェイ駅に到着すると、既にロープウェイ駅で並んでいる。タクシーを降りて直ぐに列に並び2台目のゴンドラで山頂まで上がれる。ゴンドラの所要時間約8分で標高2600mの千畳敷駅まで一気に登ってしまう。 千畳敷駅舎を出ると目前に素晴らしい景色が待っている。しばし目前の景色に目を取られて登山開始を遅らせる。千畳敷カールには高山植物が咲き競っているし、青空に向けて宝剣岳の岩峰が聳え立っている。何とも言えない景観に心臓の高鳴る思いがする。”感動の山” 千畳敷カールを横切る登山道を行くと足元にはいろいろの高山植物が咲いている。コイワカガミ、チングルマ、シナノキンバイ、ミヤマクロユリ、ハクサンイチゲ、...はなに目を取られて足が自然に止まってしまう。カールを横切り宝剣岳の肩付近の浄土乗越まで急な登山道をジグザグに登る。後から登ってきた登山者で次第に登山道は蟻の行列となってしまう。約1時間浄土乗越に上がれる、天気は良好で目前に宝剣岳の岩峰が手が届くほど近くになる。
苦しかった登りが終わり広々した台地には宝剣山荘と天狗荘の山小屋が2件在る、山荘には寄らず中岳を越えて目指す木曽駒ガ岳に向かう、左手には谷から大きな天狗岩が頭を出している姿が印象深い。中岳を越えず巻き路を行く事にしたが岩場の急な斜面で馴れない人は通行に時間がかかる。 巻き路を通過して、目前の木曽駒ケ岳の登りとなり山頂が見えてくる。地幅の広い岩のごつごつしたガレた登山道を大きく回りこんで木曽駒ケ岳2956mの山頂に到着する。今回で3度目で3回とも天気には恵まれ ラッキー。360度の展望を思いのまま楽しみながら、ゆっくりと昼食にする。 駒ケ岳山頂より帰時は中岳の山頂を通って浄土乗越に戻る山頂付近にはコマクサやヨツバシオガマ、ミヤマダイコン、チシマキキョウ...多くの花が見られる。浄土乗越で別れを惜しんでのしばしの休憩とする。後は急な登山道を降り千畳敷カールを横切り千畳敷駅に戻る、駅には200名ほど乗車待ちで並んでいたが20分ほどでゴンドラに乗れる。 しらび平駅に戻ってくると、まだ多くの登山者(観光客)が大勢乗車待ちしている。待機しているバスに乗り込み菅の台まで戻る。今回は混雑する事を予想してタクシーを予約した事が良く待ち時間がほとんど無く早い時間に戻ってこられる。早速近くの温泉に行くコマクサの湯は混雑していそうなので川の裏道にあるコマユキ荘に行き温泉に浸かり疲れた体をを回復させる。何とも言えない感動の山登りとなった。 |
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