感動の山 川乗山 
川乗山山頂
2002年5月4日
ルート平面図
省略



ルート断面図 省略
奥多摩⇒海苔山登山口→細倉橋→百尋の滝→足毛岩分岐→川乗山小屋→ 川乗山頂→足毛岩→足毛岩分岐→百尋の滝→細倉橋→川乗登山口

 

 五月の連休一日何処かに行こうかと地図を眺めながら、 日帰り可能な地域を見ていて川乗山がの文字が目に入る。目標を決めながら何時も同行してくれるH氏に連絡し、 途中で待ち合わせて一路奥多摩に向かう。何時ものように途中でコンビニに寄って昼食を仕入れて準備完了、 奥多摩駅前を右に折れて川乗り登山口バス停の近くに車を止めて登山開始とする。4kほど先の細倉橋まで車が通行できる 林道が続いているがゲートが閉まっているので歩いて行く事にする。 丁度奥多摩駅より登山客を乗せたバスが到着して10名ほど降りてくる。

 バスから降りた登山者10名ほどと林道を歩くことになる。 約1時間30分で細倉橋に着き、此処からは沢に沿った登山道となり気持ちよく歩ける。渓流に沿って続く道は多くの滝の連続で 目を楽しませてくれる、さらに新緑の沢を吹き上げてくる風に励まされ、沢に架かる丸太の橋を何度か渡り沢に沿った登山道を行く。 細倉橋より約1時間百尋の滝に出る。

 滝を眺めながら急な登山道を登って行く岩山を巻いて 道が付けてあり慎重に登る、百尋の滝と別れて急な登山道を過ぎると緩やかな山腹の登山道となり足元に咲く色々な花を見ることが出来る。 足毛岩の分岐を過ぎて、沢が細くなり枯れ沢となって登山道が急傾斜になって来る、沢道を突き当たり尾根筋に登り、 尾根を上り詰めると稜線に出ると廃業した川乗小屋がある。
沢を何度か渡り行く 目前の川乗山山頂を 川乗小屋の看板 大岳山 御前山 本に田山

 稜線は10mほどの幅で防火帯となって目前の川乗山山頂に続いている。 防火帯を登り川乗山山頂1363mに到着。川乗山登山口より約3時間40分意外と長い登山道だった、山頂でゆっくりと昼食にして 山頂からの展望を楽しむ。

 山頂で十分休憩をしたので帰りは足毛岩周りで降ることにする。 防火帯の続きの広い急斜面を降って行く、急斜面を降り切ると真白い花を付けたシロヤシオツツジが咲いている、ヤマザクラ、 アセビの花なども見られる、樹林帯に入って足毛岩手前にある分岐を右に折れて小さな沢を渡り行きに通った足毛岩分岐に戻る

 足毛岩分岐で休憩を取り、跡は登ってきた道なので気分的にホッとする。 長い山道を歩いてきて疲れて来たが後は降るのみ、百尋の滝に寄って写真を何枚か撮る、行きには近くに寄らず通過したので百尋の滝からは ゆるやかな沢に沿った道を細倉橋まで戻り後は林道を川乗山登山口まで歩くのみ。細倉橋の際に数台の車が停めてあって何処から入って来たのか 疑問に思っていたら川乗橋バス停の所で後ろから来た車の人がゲートの鎖を外してゲートを開けて車を出して再びゲートを 閉めて鎖を掛けて行き、細倉橋の車の疑問が解けた。今日は久し振りの長い登山感動の山歩きとなった。