感動の山 大山 
登山口のヤビツ峠
2003年6月28日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
相模原⇒宮が瀬⇒ヤビツ峠13:40→春岳山→14:50大山山頂15:00→15:40ヤビツ峠⇒16:00菜の花台展望所⇒蓑毛⇒伊勢原⇒相模原

 

梅雨空の中一路宮が瀬に向かう丁度昼時で幾らか明るくなって来て天気の回復を期待しながら宮が瀬よりヤビツ峠に向かって林道を行く以前と比べて道路はすべて舗装されているが道が狭いところがあり対向車とすれ違うのに注意が必要だ塩水橋から堂平へ続く林道は閉鎖されていて堂平には車では行けない。堂平まで車が入れたら丹沢へ登る予定でいたが、林道が閉鎖しているのでヤビツ峠まで行く札掛を過ぎてヤビツ峠の登り道となり途中富士見山荘の前を通過してヤビツ峠の駐車場に車を止めて登山開始とする。目指す大山山頂は霧が濃くて姿が見えず。峠より尾根筋を登ってゆくと南の方角が開けて秦野方面の街並みが良く見える。15分ほど登ると平坦な登山道となり春岳山の一端に休憩ベンチが設けてある。
ヤビツ峠の駐車場 駐車場と隣接してバス停がある 大山山頂の標識1251m 霧に覆われている大山山頂

 天気が良い日だときっと多くの登山者に出逢う所だが今日は誰一人として逢わない。駐車場も5台ほどとガラスキで登山者が少ないのが判る。誰もいない休憩ベンチを通過して一旦降り牛首状の狭い尾根を通過して岩混ざりの急な登山道を登ってゆくと登山道の真ん中に大きな岩が露出している所があり丁度この付近が時間的にも中間地点のようだ。霧が谷から風に乗って吹き上げてくる。山頂に近ずくにつれて霧が濃くなって太陽の光を遮断するため薄暗くなってくる。両脇が小笹の茂る狭いトンネルのような登山道を通過すると左手が開けて明るくなるが霧の為視界は無し

 再び広葉樹林帯の中にはいて行くと大山下社からの登山道と合流。合流地点に標識があり山頂まであと200M、大きな石や木で階段を作ってある登りとなって鳥居が現れる。三つ目の鳥居を潜ると休憩茶屋がある山頂の一角に出るが今日はお店は閉まっている山頂には阿夫利神社の奥社があり信仰の山だと色濃く感じる。しかし天気は悪く霧で視界は悪いが、雨が降って来ないのは幸いだ。山頂を一巡りしてみると登山者が2名休憩しているほか誰もいない。雨が降ってこないうちに山頂で遅い昼食にする。天気の回復は見込めないので昼食後早々に下山開始とするする。

ヤビツ・下社の分岐点 尾根筋の休憩テーブル エゴノキ ヤマボウシ

 阿夫利神社下社との分岐に下り右手の道をヤビツ峠方面に降る登ってきた道を辿る降るにつれて明るくなり視界も幾分良くなる。今日は登山者が少なく山頂付近で6人ほどと下山途中で4名ほどすれ違っただけで静かな(寂しい)登山となった春岳山まで急な岩混ざりの登山道と木の階段を降って休憩ベンチのある所で一息入れる。この付近は明るい広葉樹林の中で休憩するのには丁度良い所だ。10分ほど降ると車を止めてあるヤビツ峠に戻れる。