感動の山 三つ峠 
三つ峠山頂 富士山も姿を表す
2003年10月11日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
高尾⇒相模湖IC⇒河口湖IC⇒旧御坂トンネル⇒三つ峠登山口⇒林道分岐→三つ峠山頂小屋→ 四季楽園(昼食)→開運山山頂1785m→三つ峠登山口⇒河口湖⇒山中湖石割の湯⇒道志⇒高尾

 

高尾7時の予定が1時間遅れて8時出発する、国道20号線を相模湖ICまで行き中央自動車道に入って河口湖ICより旧御坂路を三つ峠登山口まで向かう。登山口を過ぎて旧御坂峠まで登り、河口湖と富士山の眺めをと、思っていたが、あいにく富士山は雲の中、 三つ峠登山口まで戻り林道を1kmほど入った所に駐車して登山開始(11時00分)。三つ峠山頂まで林道(車道)が続いているが直ぐに林道を、それて尾根を直登する林の中の登山道を登って行く。林道を何度か横切り林の中の登山道を登ると、林道際に石で出来た休憩テーブルが二つあり、此処で小休止。(11時45分)
三つ峠山頂の尾根道 >四季楽園の展望ベンチ 感動の富士山 富士山と記念撮影

 再び林道を避けて林の中の登山道を登って行く、キタダケトリカブトの紫色が目立つ、しばらく行くとシダの群生している所を通過すると次第に傾斜がきつくなって、倒木を潜ったり乗り越えたりしての登山道となる。登山者の殆どが林道を利用しているので林の中の登山道ではすれ違う登山者は居なかった。

 林の中の登山道を登り詰めると再び林道に出て林道を5分ほど行くと林道が二手に分かれている、左は直接「四季楽園」山小屋に向かう路で、右手の路は三つ峠山荘に向かう登山道となっている。右手の三つ峠山荘経由の登山道を行くと、直ぐに三つ峠山荘が建つ尾根路に出る。ここからは正面に富士山が望めるはずなのだが?残念 富士山は雲の中。

 三つ峠山頂小屋を通過して、広い尾根に出る、丁度昼時なので昼食を楽しんでいる登山者が多く居る。あいにくの展望なので直ぐ下に有る四季楽園(山小屋)の前庭にあるテーブルで昼食にする。早速お湯を沸かし暖かいインスタントちゃんぽんを作って食べる意外と野菜なども多く入っていて美味しかった。目前の開運山の姿が時折ガスの切れ間より姿を現すが直ぐに霧のベールに閉ざされてしまう、昼食後三つ峠山の最高峰開運山を目指す。

フジアザミ ヤマハハコ ニガナ

 閉鎖している富士見山荘の前より急な階段を登って行く、付近には大きな頭を付けたフジアザミが群生している。ドウダンツツジ葉が鮮やかに紅葉している。15分ほどで開運山山頂(1785m)に辿り着く。山頂からは時折雲の切れ間より富士吉田の街並みや、三国山方面の山並みが確認できる、僅かな期待を持って山頂でしばらく様子を窺っていると雲の切れ間に瞬間だが富士山の影が浮かび上がる、あわててカメラを向けたが、一瞬の内に姿を隠してしまう、

 天候は次第に崩れて行くのであきらめて下山しようとした時今度ははっきり富士山が姿を現した。雲海上の富士山にしばし目を奪われる、富士山の眺めは此処三つ峠山が特等席だ、素晴らしさに感動、開運山山頂で10分ほど素晴らしい富士山の姿を目前に見ることが出来た。感動の10分を味わえる。

 感動を身に受けて下山する、途中で再び雲間より富士山が姿を現したが直ぐに雲に隠れてしまう。帰路は林道を降る事にしたが砂利道で滑りやすいので意外と神経を使う、16時20分車の停めてある林道に辿り着く。後は温泉に浸かり帰路を辿ることになる。