感動の山 大霧山 
大霧山山頂
2003年11月8日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
坂戸⇒岩殿観音⇒越生⇒都幾川村⇒白石峠⇒堂平山⇒定峰峠⇒粥新田峠→大霧山→旧定峰峠分岐→大霧山→粥新田峠⇒東秩父村⇒小川町⇒都幾川村⇒越生町

 

 関越道鶴ヶ島ICより鳩山町にある岩殿観音に寄ってから越生を通り、都幾川村に入って白石峠に出る峠で車を停めて降りると、焼いもを売っているので一本買って食べようとしていたら車が一台近くに止まって焼芋を買いに巡礼白衣の人が降りてきた。偶然にも岩殿観音で一緒になった高年者だった。秩父付近の観音札所を良く回っているとの事で、焼芋を買い求めて車に戻り、忙しそうに走り去って行く。峠の休憩舎で焼芋を食べながら、焼芋屋さんとしばし話し込む。

 堂平山山頂まで林道が続いているので寄り道して行く事にする、林道を5分ほど行くと駐車場があり876m剣が峰には電波塔が建っている。さらに林道を行くと大きなドームがある堂平山山頂に行き当たる。車を停めて付近を歩いてみると3箇所ほどでパラグライダーの飛行を行っている。山頂には大きな円形のドームがあり天体の観測をしているらしい。足元の日当りが良い所には、遅咲きのアザミ、月見草、ノコンギクなどが咲いていた。

堂平山山頂のドーム  ツキミソウ アザミ ユウガギク

 剣が峰の駐車場まで戻り、展望台に登って見る、都幾川方面(南側)の展望が良いが、ガスのため遠くは霞んでいる、周りには見事に紅葉したドウダンツツジの葉が陽光に輝いている。駐車場の前の斜面でもパラグライダーの飛行準備をしている。堂平山一体はパラグライダーの格好の飛行場所になっている。白石峠まで戻り、大霧山に向かう、4キロ程降ると茶店が2件有る定峰峠に出る。車が数台止まっていて峠の茶屋で休憩をしている。此処は桜の名所で桜の季節には花見客で賑わう所だが今の時期はひっそりとしている。

 定峰峠を後に大霧山に向かう、峠より桜並木の続く道を降って行き、降り切った所が小川町よりバスが出ている白石車庫で、経塚、皆谷のバス停を過ぎ、橋場のバス停の所より左折して二本木峠と、粥新田峠の間の秩父高原牧場の一角の尾根に登る、360度の展望が有る広いところで数台の車が駐車してある、登山者も数人見られる。尾根道(林道)を5分ほど行くと粥新田峠の休憩舎があり10台ほどの車が停めてある、狭い林道なので、登山道を過ぎたところに車を停めて、登山開始とする。

粥新田峠(大霧山登山口) 急な階段と右巻道あり 山頂で記念撮影 西側が大きく開けている山頂

 休憩舎の際の尾根筋を登って行く、明るい雑木林の中の登山道で、しばらく登ると階段が設けてある急斜面の登山道と巻き道がある、直進して登り切ると緩やかな尾根道となって再び急斜面の階段を登り切ると、標高766mの大霧山山頂に出る。山頂は北西部の展望が良く眼下に秩父市の街並みが少々ガスに遮られているが確認できる。秩父市の左手には武甲山の特異なシルエットが見える、秩父市の後方には両神山が有るのだが、あいにくガスで山の姿は何も見えない。

 展望を楽しみながらの昼食を済ませてから、旧定峰峠方面に足を伸ばしてみる、左に有刺鉄線が張られている登山道を降り、放牧場に沿って尾根道を20分ほど行くと左に直角に折れる所に左、旧定峰峠の標識が有り。此処までで引返す。再び元来た道を辿り、大霧山山頂に戻った時は最後に残った4名の登山者が定峰峠方面に立去る所で去った後は、大霧山山頂を一人で独占!なんともいい気分に浸れる。14時丁度大霧山山頂を粥新田峠目指して降る。帰路は巻道を降って急階段の降りを避けて戻る。14時20分粥新田峠に戻る。帰路は小川町方面の橋場バス停に直接降る。橋場より東秩父村に入って、小川町の手前より西平小川線で松郷峠を越えて都幾川に戻り越生町を抜けて、高麗川の高麗神社で見学休憩....圏央道予定地に沿って、青梅、高尾を通過して帰宅(18時20分)