感動の山 南高尾 大洞山 
見晴らしベンチから富士山の展望
2003年12月30日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大

12月30日   コース  城山変電所→榎窪山→三沢峠→泰光寺山→見晴台→大洞山536m


 


 城山発電所前に車を停めて、発電所のゲートから大洞山目指して歩き始める。 城山湖を周遊する路を4分の1程歩いた所の分岐で周遊路と分かれて三沢峠(大垂水峠)方面に向かう、電波塔の建つ榎窪山470mを越して降ると広場となっている三沢峠に出る。 左、峰の薬師、右、梅ノ木平の標識が有り、直進して大垂水峠方面に向かう。

 幅の広い明るい樹林帯の登山道が続く、小さなピークを超えて行く路と巻いて行く路があり、どちらを通っても時間的にあまり変わりない、 3回ほど巻き路を過ぎて樹林帯の中の痩せた尾根道となると目前に急な階段状の登山道が現れる。巻き路も左手にあるが山頂で休憩をするので急な階段を登る、 5分ほど息を弾ませ急登すると、泰光寺山474m山頂に出る。山頂には休憩テーブルが2基設けてあるが登山者は誰もいない、日当りの良いテーブルで5分ほど休憩する。

 泰光寺山を僅かに降り、針葉樹林帯の中に有る西山峠の標識を見送り、僅か登ると大きな桜の木が数本有る根元にベンチが3基、 此処で登山道は大きく右に曲がって樹林帯を抜けると、足元には白く雪が残っていて滑りやすいので注意して降る、右前方の小高い日当りの良い斜面に手作りベンチがあるので寄り道して行く、 新たに直接ベンチに行ける路が出来ているので利用する。

 日当りの良い展望が利くベンチでゆっくり昼食を楽しみたい所だが、まだ先の大洞山まで行く予定なので山頂を越えて僅か急降下。 後は樹林帯の中ほぼ水平に出来たまき道が続く。途中大きく開けた所があり、西側の展望が良く、眼下の津久井湖の後方に石老山、白く雪化粧した富士山が良く見える。此処でしばらくベンチに腰掛けて眺めを楽しむ。 二本松から歩いて来たと言う、ご夫婦らしき二人が追い付いて来て、しばらく景色を眺めながらの会話後先に出発して行く。 左より仏果山、大山、蛭が岳、檜洞丸、大室山、富士山、石老山と続く峰峰を確認できる。

 再びほぼ水平に出来ている巻き路を進み、中沢山の分岐にある休憩テーブルを見送り鉄塔の建っている中沢峠を過ぎて樹林帯に入り、しばらく行くと、岩が露出する急斜面の登りとなり、 登りつめるとクマササの茂る明るい山頂514m(コンピラ山)に出るコンピラ山を僅かに下って、登り返すと尾根上の大洞山(536m)山頂に出る。 大きな案内標識と大洞山と書かれた木柱が建っている。見晴台で先に出発して行ったご夫婦が既に到着していて昼食の準備を始めている。 こちらも素早く昼食の準備を済ませて食べ始める(インスタントラーメン、パン、りんご、コーヒー)府中から来たと言う年配の男性二人、ほか数名が後から登って来る、 年の瀬とあって今日は意外と登山者が少ない為静かで天候に恵まれて長閑な山歩きが出来る。
泰光寺山山頂474m 手作りベンチ  大洞山山頂