感動の山 | 御前山 | ||||||
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高尾⇒五日市⇒神戸(かのと)→神戸岩→大タワ→鞘口山→クロノ尾山→御前山1405m→御前山非難小屋→大タワ→神戸(かのと)⇒高尾 里では梅の花が満開を過ぎてそろそろ桜の花が咲きそうな陽気となってきた土曜日の日帰り登山として奥多摩の御前山に行く事になる。大タワ(峠)まで林道があり2時間ほどで山頂に行ける手軽さなので御前山決める、五日市より神戸(かのと)まで来ると土砂崩れで車は通行できず歩いて行く事にする。歩き始めて直ぐに天然記念物に指定されている神戸岩が目前に迫ってくる、元は一つの岩山が地殻変動で真っ二つ割れてしまったと解説板がある。向かって右側の岩山に出来ているトンネルを抜けて行く、阿加井沢に沿って林道を登って行く、足元の陽だまりにはスミレ、フキノトウなどが所々で見る事が出来る 沢に沿って登って行くと右手に阿加井沢神社の石碑と朱塗りの社がある、また支流の小さな沢より滝となって阿加井沢に合流して水量を増している。沢を何度か交差する橋の上より水中を見ると20センチほどの岩魚らしき魚が数匹見える。 次第に林道は沢から離れて高度を上げて行くと前方左手方向に目指す御前山が確認できる、林道は大きくカーブしながら大タワに向かって行く、直登する登山道が無いので林道をひたすら歩く、神戸より約2時間御前山と鋸山の鞍部大タワに到着する、広い峠には奥多摩方面より数台の車が登って来ている、一息入れてから御前山を目指し登山道に入って行く。
長い林道歩きで疲れているが折角来たので頑張って御前山山頂を目指す、非難小屋の際を登って行き小さなピークの鞘口山1142mで小休止、重い足取りで次のピーククロノ尾山1070mで再び休憩、御前山山頂が近くになって来たが、なかなか足取りが重たい、ぬかる急な登山道を登って行くと右前方に非難小屋が見えてくる、右手方向に非難小屋を見ながらぬかる路を登り詰めると明るく広い御前山山頂に出る。14時16分 山頂で素早く遅い昼食の支度をして急いで食事を済ませる。登山者は我々二人のみで静かな陽だまりの山頂をゆっくりと味わう事ができる。 山頂でゆっくりしたい所だが15時を過ぎているので、御前山山頂を後にする、山頂より5分ほど降った所にある非難小屋に寄ってみるとまだ新しく布団なども用意してあり年配の男性一人が非難小屋で泊まる準備を済ませていて、後は温泉が有れば最高だ!!と言っていた。後は登ってきた登山道を辿り大タワに戻り長い林道歩きをして(二ヵ所ほどショートカットする)神戸岩に戻る。トンネルを抜けず沢に沿って付けられた岩壁の道を鎖に捕まりながら通過する。薄暗くなった神戸岩を過ぎ土砂崩れで林道が寸断された所を仮設の道で通過して神戸の駐車場に戻る。 |
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