感動の山 天城山 
大観山からの富士山
2004年5月15日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大

相模原⇒厚木⇒箱根⇒大観山⇒亀石峠⇒伊豆高原⇒ゴルフ場(登山口)→万二郎岳→馬の背→万二郎岳→ゴルフ場(登山口)⇒冷川⇒修善寺⇒三島⇒箱根⇒厚木⇒相模原

 伊豆の山(天城山)は今回が初めての登山で、天候にも恵まれて楽しい登山が出来る。天城高原の登山口までは、箱根、伊豆スカイラインと通常の観光気分で通過。大観山からの富士山の眺めはいつ見ても感動の山となる。箱根峠を越えて十国峠、伊豆スカイラインを南に下り、天城高原ゴルフ場隣の駐車場に車を入れて登山準備、広い駐車場には乗用車が50台ほど、大型バスが1台停めてあり、トイレの施設もある。
大観山よりの眺め 天城山登山口の駐車場 沢に沿った道を歩く

 登山準備をしている直ぐ後ろで天城山を巡回して帰る支度をしている人(静岡県の自然保護関係者?)と準備しながら色々と情報(天城山、南アルプス)のを聞く。登山口に向かう駐車場の際に「ひとり一石運動」の看板の所に石が山積みにしてある。登山道の整備用なので、我々も一石運動に協力する。12時登山開始、登山口より樹林帯の中暫く行くと、十字路経由万三郎岳の分岐点があるが、多くの登山者(ハイカー)等による荒廃で通行禁止となっている。

 十字路の分岐より明るい広葉樹林帯の中、沢状になっている際に出来ている登山道を緩やかに登ってゆく、ヒメシャラ、ドウダンツツジ、ヤマアジサイ等の樹木が多くある中ピンク色の花を咲かせているアマギツツジが一際目立つ。駐車場より眺めた万二郎岳に二箇所大きく山崩れした所が見えた、その内の一つの左側のガレ場幅約20mを横切る。

 次第に登山道が急になり万二郎岳山頂まで530mの案内標識がある。ガレ場を通過した頃から降ってくる登山者が多くなってくる。明るい新緑の中、点々とアマギツツジのピンク色の花が変化ある模様をつけている。苔類の緑の床には舞い散った花で、賑わいを見せている。枝先の花、道端に舞い散った花と眺めながら登って行ける。
登山者が次第に多くなる 万二郎岳に到着 1320m 伊吹山に向けて無線交信?

 12時10分万二郎岳山頂に到着する。山頂は樹林で覆われていて展望が無いが近くの岩の所で用意してきたアンテナを設置して伊吹山に登っているSさんと無線で呼びかけたが応答なし、アンテナの方向を変えてみたが受信出来る局は静岡、御殿場方面で、名古屋方面の無線局は受信できず

 Hさんが山頂で待機してくれるので荷物を置いて、カメラと無線機を持って一人で万三郎岳に向かう、山頂を少し降ると岩が露出した所があり富士山が眺められる。20名ほどの登山者が万二郎岳に登ってゆく、一人が岩場に登って来たので、後方に富士山が見えると教えると、早速富士山を眺めて歓声を漏らしている、先に登ってゆくグループの人たちに声をかけて呼び止めている。

 万二郎岳を降り切って万三郎岳との間にある馬の背の登りの途中に岩場があり万二郎の全容が眺められる、左の斜面にはトラバースして来た白く崩れた部分が見える。岩場より万三郎岳方面に登りつめると平坦なアセビ(馬酔木)林のトンネルとなる。万三郎岳には一旦下って万三郎岳の登りとなるので、此処までで引き返す事にする。

 万二郎岳山頂で待機していたHさんと荷物をまとめて団体さんも10分ほど前に降って行き、静寂となった万二郎岳山頂16時10分下山開始、静かな山路をゆっくり降る、登る時は多くの登山者と出会ったが、下山時は途中で2人出会ったのみで、静かな山歩きが出来る。17時20分登山口の駐車場に戻ると先に下山したツアーの人たちが大型バスに乗り込んでいる。

 天城山には非常に多くの登山者(ハイカー)が訪れている。特に団体で歩いている人が多く、大型バスを利用して天城峠より八丁池、万三郎岳、万二郎岳を経て天城高原までの6時間のコース(案内人が付き添う)が人気となっている様だ。天城高原登山口の駐車場に待機していた大型バスも馬の背で擦れ違った30名ほどの登山者の待機バスで、○○観光天城山石楠花ツアー書かれた看板が見える。次回はツアーコースをと思いながら帰路を辿る。