| 感動の山 | 三頭山 | ||||||||||||
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| 高尾⇒五日市⇒数馬⇒東京都桧原村都民の森駐車場→鞘口峠→三頭山東峰→三頭山山頂→ムシカリ峠→三頭大滝→東京都桧原村都民の森駐車場⇒五日市⇒高尾 久し振りに青空の広がる好天気となった土曜日、生藤山に行く予定で高尾より陣場街道目指して走行する車中で話に夢中となり、気が付いたときは陣場街道を過ぎて五日市まで来てしまった。間違いのついでで三頭山登山に急遽変更する。桧原村都民の森駐車場には満車の立て札があり、とりあえず車を駐車場に向けると係りの人が中に誘導してくれる。ラッキー!! 東京ナンバーを優先してくれるのかな?(八王子ナンバーの車なので)早速登山準備をして登山開始。
三頭山の東斜面一帯を整備(登山道やハイキング道や各種施設)して家族連れでも楽しめるコースが作られている。反面三頭山登山路が多くあるので戸惑う? とりあえず旧登山道の鞘口峠に向かう。駐車場から暫くはコンクリートの路と木の階段が続き、10分ほどで木材工芸センターのある森林館を過ぎると山の中に入って行き登山道らしい山道となる、ジグザグに斜面を登り詰めると展望ベランダのある休憩小屋に出る。 休憩小屋から30mほどで鞘口峠に出る、鞘口峠まで来ると峠道の面影が強く感じられる。この峠も武州と甲州を繋ぐ峠の一つで、昔は多くの人が峠超をしている事が偲ばれる。鞘口峠より三頭山に向かって急斜面をジグザグに登ってゆく、峠からは本格的な登山道で山登りをしている気分に浸れる、しかし心臓には大きな負荷かかかり、登りつめた休憩ベンチで一休み動向のHさんはシートを出して横になり暫し休憩する。 水分を補給して体力の快復をさせて再び登り始める、出来るだけ昔の登山道を歩き見晴らし小屋からの路と合流する尾根路に出るベンチが二つあったので此処で小休止する、アンテナを出して田無のSさんを呼んでみる(JA1OAO局長さん)僅かだが応答がある。登山道も緩やかになりブナの明るい林を気持ちよく登る、周りの山々が同じ高さに見えて来たので山頂が近いと感じる。目の前が開けてきて木組みで作った黒塗りの立派な展望台がある三頭山東峰に到着(14時30分)早速無線で田無に居るSさんを呼び出し30分ほど無線交信を楽しむ。 無線交信しながらコンビニで求めてきたおにぎり等を交代で昼食とする。東京は暑いと言っているが此処はとっても爽やかな風が吹き上げてくる。30分ほど山頂で休憩(無線交信と昼食)ご三頭山山頂に向かう、東峰は東西に細長く西の端にテーブルが2機と回りにベンチが設けてあるが回りは広葉樹林で視界は遮られている。5分ほど降ると東峰と中峰(三頭山主峰)との鞍部に出て三頭山山頂100mの標識が有る。直登の階段を避けて左の巻き道より三頭山山頂に登る。 三頭山山頂付近にはオオバユキザサが多く小さな白い花が丁度見頃となっている。槇寄山からの登山道に出て右に階段を登りつめると標高1531mの三頭山山頂に出る。山頂からは富士山が意外と大きく姿を見せている。1972年11月12日鞘口峠
三頭山は二度目で以前は1972年11月12日で、32年ぶりの山頂で記憶に残る面影を感じる事は出来なかった。30年も経つと周りの木も成長して変わるのは当然の事である。山頂からの展望をカメラに収めて暫く山頂を歩き回る。下山路は槇寄山方面に向かいムシカリ峠より三頭大滝経由で降ることにする。富士山を振り返り眺めてムシカリ峠に向かう。 ムシカリ峠までは槇寄山から三国山へと続く笹尾根の一部を歩き、ムシカリ峠からは沢に沿って降る、次第に沢に水が流れているのが確認できて、降るにつれて水量が多くなってくる。登山道はよく整備してあるので歩きやすいが慎重に足場を確認して降る。 沢の水が多くなり橋で沢を渡ると前方に吊橋が見えてきて、沢の水が一気に100mほど一筋の滝となって落ちている。吊橋からは滝の全容が眺められる。駐車場の閉門時間があるので先を急ぐ三頭山の斜面を一回りして行きに通った森林館に辿り着き広い路を駐車場に戻る。17時00分30年ぶりの三頭山登山、晴天の空、新緑の瑞々しいブナの林、山頂より無線交信、心身を大いにリフレッシュすることが出来た感動の山歩きとなった。 |
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