感動の山 | 瑞牆山 | ||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||
高尾⇒相模湖IC⇒韮崎IC⇒増富温泉⇒瑞牆山荘→富士見平小屋→天鳥川→瑞牆山山頂→天鳥川→富士見平小屋→林道→瑞牆山荘⇒瑞牆の森(全国植樹祭開催地)⇒瑞牆山荘⇒金山平(小暮理太郎碑)⇒増富の湯⇒韮崎⇒双葉SA⇒八王子IC⇒帰宅 紅葉見学を兼ねて未踏の山、瑞牆山に向かう相模原の自宅を4時30分、早朝の出発で道路は渋滞はなく順調に走る事ができて、韮崎ICより増富温泉を抜けて瑞牆山荘前に8時10分に到着する。途中みずがき湖の所で紅葉とみずがき湖を眺めてくる。金山平を過ぎて瑞牆山荘に近づいた所から正面に瑞牆山が見えてくる、車を止めてこれから向かう瑞牆山を撮影してくる。瑞牆山荘前には既に多くの車が駐車してあり好天気と紅葉の見ごろとで登山者が瑞牆山あるいは金峰山を目指しているようだ。
瑞牆山荘前の林道を右に入った所には200台ほどの駐車場が設けてあり大型バスも来ている。早速登山準備をして8時20分瑞牆山を目指す。御殿場より来た男女三人と話しながらの樹林帯の登山道を登ってゆく、3人は我々とは違う山、金峰山に行くとの事で、富士見平で右、金峰山 左、瑞牆山の分岐点だが、途中で我々は林道経由富士見平に向かう。 瑞牆山荘より約30分林道が尾根先を回り込んだ所で瑞牆山の全容が目前に見えて来る、朝日に白い岩肌を輝かせた岩峰が林立する姿は生涯忘れられない感動の山と成るだろう。また西側には八ヶ岳の峰峰が青空を背景として連なっている。林道の終点から再び登山道に入って10分ほど登ると明るく開けてきて富士見平に出る富士見平小屋があり宿泊も可能のようだ、富士見平には30名ほどの登山者が一息入れて右金峰山、左瑞牆山へと登ってゆく。 富士見平を後にして左瑞牆山に向かう飯盛山の西側斜面の薄暗い樹林帯の巻道を小川山の分岐まで行くと急降下の登山道となり、降りきった所の天鳥川を石伝いに渡ると休憩場所があり10名ほどが休憩をしている。(10:00)天鳥川より本格的な岩の多い急な登山道が続き、階段やロープの設置してある所を数箇所通過する、登るに連れて登山者も多くなり一列になって狭い登山道を登って行く。だいぶ高度が上って来て振り返り見ると金峰山が見える。
登るに連れて登山者が多くなってきて団体の登山者が降りてくる、路を開けて待機しながら降ってくる団体さんの後方の数人が「何処に行くのですか」?と聞かれる 変なこと聞くなと 話しを始めると、瑞牆山山頂から降りて来たのではなく間違えて黒森方面に登ってしまい途中で路が不明となり引き換えしてきた事がわかった。我々と数名の登山者も間違った方向に登ってしまう所だった。此処からは団体さんも加わり賑やかな登山となる。 鑪岩が空を突くように竣立している、多くの登山者が記念撮影をしているが余にも高さが高いため鑪岩の全体を写す事ができない、暫らく登ると鑪岩の後方に瑞牆山のシンボル大ヤスリ岩が見えてくる、大ヤスリの岩峰と瑞牆山との間を更に登り大ヤスリ岩の頭部が見える様になると黒森分岐の標識が建つ鞍部に出て北側を右に回りこんで僅かに登ると標高2230mの瑞牆山山頂に出る。(11:47) 瑞牆山山頂で撮影を済ませてザックを降ろせる場所を探して昼食にする。次第に登山者が登ってきて瑞牆山山頂は登山者で賑わいを見せる。山頂からの展望は雲が広がってきて朝のうち見えていた八ヶ岳や金峰山は雲に隠れている富士山も同様で見る事ができない。昼食や撮影で1時間ほど山頂で過ごし登山者の合間を見て降ることにする、山頂直下の素木一本を伝っての登り降りの所で少々通過に時間を取られる、黒森の分岐から瑞牆山の隣に聳えている岩峰に踏み跡を頼りに入ってみると数名の登山者が昼食を楽しんでいる、岩峰に登るのは無理があるので止める、隣の瑞牆山山頂の登山者が小さく岩峰の上に見える。 (13:05)黒森の分岐まで戻り下山始めると団体さんが昼食を済ませて下山始めている、後に着いてゆっくり下山しても良いのだが、脇道を下り、割込ませて貰って団体さんを抜いて速いペースで降る、後は登ってくる登山者と10名ほどすれ違っただけで登る時とは大違い14時丁度天鳥川に降る、55分で降ってしまう、天鳥川を渡り富士見平小屋目指して飯盛山の斜面を登っててゆく。疲れが出てきて歩行ペースがスローダウン。 今回最後の苦しい坂を登りつめて明るい富士見平の辿り着く(14:36)小屋の前で一息入れて再び登山道を下る、林道の分岐で登山道から分かれてS字にカーブして降る富士見平林道を選んで降る事にする。再度林道よりの瑞牆山を眺めて降る。秋色に染まった林の中の林道を楽しみながらゆっくりと下る、途中の瑞牆山の展望所からは山頂付近が霧で隠れた瑞牆山と裾の方で紅葉した山容が素晴らしい景観となっている。 瑞牆山山の紅葉を暫し眺めて秋一色の中に浸り心身共に癒される気持ちになる林道の際には遅咲きの菊類が所々で咲いている。 15時23分登山道を横切る、登山道に入らず再び林道を廻って降る、唐松、シラビソ、白樺、広葉樹と色々の木の特色があり山の色合を深めている、殆どの登山者は直線に出来ている登山道を歩いてゆくが片道は林道を利用すると登山道では見られない光景を見る事ができる。 15時53分駐車場の有る林道のゲートに戻る、団体さんを乗せてきたバスが待機している、車に戻り帰る準備をしていると団体さんの先頭の数名が下山してくる。瑞牆山山頂より見えた大きな駐車場が近くにある様なので車で付近を廻って見ることにする、瑞牆山荘の前を通過して黒森方面に行くと右手に新しい立派な道路が出来ていて入って行くと美しい白樺林の中を走ると瑞牆山山頂より見えた施設「みずがきの森」が有る 広い駐車場があり、レストハウスもありキャンプやバーべキューなど楽しめる施設となっているようだ、ハウスにはお土産も販売していて軽食も可能のようだ。此処からの瑞牆山の眺めは最高に良く付近の紅葉や白樺林のコントラストがいっそう引き立て役となっている。此処は全国植樹祭指定地となっていて天皇皇后両陛下のお手植えの木も有る。瑞牆山の眺めは此処みずがきの森が特等席だ。思いがけなく、みずがきの森で再び瑞牆山の姿を堪能し感動の山の余韻を残しつつ帰路辿る、瑞牆山荘の前を通過して金山平の小高い白樺林の中にある木暮理太郎の碑を見てくる。
帰路途中で増富の湯の案内標識に導かれて温泉(日帰り入湯700円)に浸かり一日の疲れを癒し韮崎IC(19:10)より高速に入って八王子IC(20:50)より高尾経由で21時50分帰宅する |
|||||||||||||||||||
![]() ![]() |