感動の山 南山 
明るい南山の山頂
2004年12月23日
ルート平面図
省略



ルート断面図 
 コース   相模原⇒半原⇒ 南山林道(長竹ゴルフ倶楽部際)登山口→韮尾根分岐→南山山頂→権現山(南山園地)→南山→南山登山口⇒鳥居原ふれあい館⇒半原⇒相模原

 

2004年12月23日
 津久井町を走る412号線を上長竹で左折して串川を渡りゴルフ場の際を登ってゆくと南山林道の入り口にゲートがあり閉まっていたが鍵は掛っていない。ゲート手前から南山に登る登山口があり立派な案内標識も設けて有るのでゴルフ場際に駐車してゲート手前の登山口より南山山頂を目指す。
南山林道ゲートが出来ている ゴルフ場際に駐車 南山登山口

 南山は数回登った事があるが此処からの登山は今回が初めてで大まかな登山ルートを標識を見て確認する。 最後に登ったのは丁度2年前の12月で二年ぶりの登山となる。
登山口の案内標識 南山1.3k の標識 登山道が良く整備されている

 登山道は良く整備されていて1mほどの幅で階段が設けてあり両側にはロープが引いてあって、 これなら登山道を間違えることは無い。しかし登山者にしてみれば階段は好まない、短距離で山頂まで設けてある階段より山腹をジグザグに登ってゆく登山道のほうが歩く距離は長いが歩きやすい。 特に階段の降りは膝に注意が要する。
尾根筋の登山道 休憩舎の有る見晴台 横浜の後方に千葉の山並みが

 しばらく登ると尾根上の見晴らしの良い所に休憩舎があり東京方面の眺めが一望できる。 都心部に有る高層ビル群がはっきりと確認できる、また後方には高尾山から陣馬山の山並みの後ろに大岳山と御前山が頭を出している。
次第に急な登山道になる 韮尾根からの主路との合流点 南山544mの山頂

 休憩舎よりしばらく平坦な尾根を行くと次第に急な階段となって、登りつめると明るく開けて南山から韮尾根に続く登山道に出る。 右に僅かに登ると南山山頂に出る。
陽だまりに花も咲いている 時期外れに咲くヤクシソウ 宮が瀬湖の後方に大山と三の塔

 南山山頂付近は以前山火事があり火事の影響で南側が大きく開けていて展望が良い、 北側は針葉樹林で視界を遮られていたが、台風の影響で根っこから引き抜かれた様に多くの樹木が北側に倒れていて北側の視界も以前より良くなっている。
目前に高取山と仏果山 真下に見える宮が瀬ダム 蛭が岳より続く尾根

 南山山頂からは目前の高取山と仏果山、右奥に大山、三の塔、塔の岳、丹沢山、蛭が岳と丹沢の眺めが素晴らしい。 眼下に宮が瀬ダムあり宮が瀬湖には遊覧船が走っている。
南山544mの標識 強風で倒れた樹木 明るくなって気持ちの良い山頂

 南山山頂で昼食休憩をしていた緑区の長津田より鳥居原より登って来た人としばらく話しをする。 鳥居原より登ってきた途中の権現山(南山園地)には休憩舎やトイレの施設が出来ていて展望も良いと聞く、 南山から20分ほどの所で以前に数回登ったルートで2年の間に整備したようだ。南山山頂より南山園地に向かう 途中急な坂には木製の階段が設けてあり登山道も良く整備してある以前と比べて明るくなり視界が良くなっている。
南山園地の標識 樹林の中に整備された南山園地 横浜から東京方面が一望に

 南山園地に入ってみると以前は針葉樹林の中の昼間でも暗い登山道の際にあった石の祠も木製の柵が設けてあり立派になっている。 樹林帯の真ん中に大きな丸い穴が開いて空が大きく見える。南側の一部が切り開かれていて展望雛壇が出来ている広場の片隅には大きな休憩舎と奥のほうにトイレの棟もあり (12月から3月は水が凍るので使用できない)所々に休憩テーブルも設置されている。南山から一緒に来た人も先に鳥居原に戻って行き誰も居ないか仕切り園地となってしまう。

 すっかり様子が変わってしまった山容を眺めながら以前の様相を思い出し所々に以前の面影を見つける。 此処南山は書店のガイドブックには紹介されてないので穴場的存在の所だがこれからは宮が瀬湖観光と併せて多くのハイカーが来るようになりそうだ。
鳥居原ふれあい館よりの眺め 鳥居原ふれあい館 鳥居原ふれあい館の駐車場

 帰りは元来た路を引き返して車に戻り、鳥居原ふれあい館に寄り今年の7月より一般車の通行可となった宮が瀬ダム北側の道路走り半原経由で帰宅する。 (鳥居原ふれあい館の電飾は無し)