感動の山 | 焼山 | ||||||
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相模原7:40⇒焼山登山口バス停9:00→焼山登山口林道9:07→見晴ベンチ9:40焼山山頂11:30→見晴ベンチ12:44→焼山登山口バス停13:20 昨日とは打って変わり朝より青空が広がり少々風があるが陽気も良さそうなので半日ほどで富士山の見える所に行こうと丹沢の地図を眺めながら思案する...まだ登った事がない焼山なら登り2時間ほどで富士山が見えるだろうと思い焼山に向かう。何時ものように途中のコンビニで食料を購入して、焼山登山口まで車で移動、焼山登山口バス停の際にある広場に車を止めて、登山靴に履き替えて焼山目指して感動の山歩きを始める。 焼山バス停より旧国道を500mほど行き左の林道に入って行く民家が数件ある長閑な林道の前方に目指す焼山が見えてくる、西沢に架かる水沐所橋を渡り、樹林帯の中に続く林道を行くと直ぐに焼山へ3.4kの標識があり、標識より10mほど先に焼山登山口があるが、うっかりすると見落としてしまうので注意が必要だ。更に林道を行っても焼山登山口があるが 此処から登山道に入って行く。 樹林帯の中石畳の登山道で以前は多くの登山者が利用している様だ、10分ほど登ると西野々からの登山道(東海自然歩道)に合流する。登山道は良く出来ていて間違える心配はなく、所々に標識も設けてあり安心して歩く事が出来る。登山口より40分ほどで尾根の上に出て冬枯の木立の合間より遠くの山並みが見える。三頭山の左後方におそらく甲武信ヶ岳と思われる、山頂部を雪で白くなっている山容が確認できる。尾根筋の広い所にテーブルが設けてあり、展望も有るので休憩に丁度良い。登るにつれて次第に登山道が積雪で覆われて来たので、簡易アイゼンを取り付けて行く事にする。 急斜面に出来た登山道で足場の悪い所が数箇所あり、40Cmほどの積雪で表面が凍っていて滑りやすいのでストックで穴を開けて登山靴で踏み慣らし慎重に足場を確保して通過する。急斜面の足場の悪い所に登山道の分岐の標識があり、此処からも林道に降れるルートがあるが、急斜面で雪に覆われていて登山道の確認が難しい、積雪がなければ帰りのコースとして利用する所だが帰りも同じコースを戻る事にした。 尾根筋の北側斜面の樹林帯の中ジグザグに高度を上げて行くと尾根筋の上に出た所で樹林の合間より仏果山が見える、仏果山(747m)より高く登っているので標高1060mの焼山山頂も近くになっているようだ、更に登ると尾根上の登山道となって丹沢山から続く丹沢三峰が左目前に見えてくる。11時10分焼山山頂と巻路との分岐点に到着する。一息入れて山頂を目指す。 山頂まで10分ほどの登りだが積雪が60Cmほどあり時々体重をかけた足(登山靴)の重さに耐えられず30Cmほど潜ってしまう。山頂までは白銀の白樺林で空も快晴、疲れを感じさせない良い環境で標高1060mの山頂に辿り着く。(11時20分)
山頂の展望を期待してきたが、期待は消え去る!!。山頂まで針葉樹林があり東側以外の展望は望めない。山頂に展望塔があり登ってみたが樹林の方が成長して高く登ってもあまり変化なし、期待していた富士山の影も形も見る事が出来ず、東側の景色を数枚撮影して展望塔を降りる。残念なので姫次方面に行こうとしたが積雪で歩き難いので残念だが引き返す事にする。 巻道の分岐まで下り此処で簡単な昼食にする。丹沢山と蛭が岳が良く見える所なので展望を楽しみながらの休憩となる。 11時35分もと来た路を引き返す途中で登ってくる登山者一人と逢う、登りで一人すれ違っただけなのであわせて二人、意外とこの時期は登山者が少なく静かな山歩きが出来る。休憩ベンチがある近くまで下ってくると下のほうからエンジン音が鳴り響いてくる、何かと思っているとバイクが2台登って来たので、この先はとてもバイクでは無理だよと声を掛けてあげる。しばらくしてバイク2台は戻ってくる。 降りは快調に歩けて13時8分林道に辿り着く後はのんびり林道を15分戻れば焼山登山口のバス停に戻れる。林道より振り返り見ると焼山が大きく聳えて見える。13時20分車に戻り帰路を辿る。富士山が見えない事は残念だったが感動の山歩きが出来た。次回は雪のない時期に姫次辺りまで行き富士山を思う存分眺めて見たい。 |
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