感動の山 | 菰釣山 | ||||||
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自宅6:20⇒道志道の駅8:40⇒西沢林道終点9:15→登山口9:30→ブナ峠10:20→避難小屋10:28→菰釣山10:50→ブナ峠13:20→西沢林道終点13:30⇒帰宅18:10 大型連休二日目の30日、丹沢の西の端(道志の山)菰釣山1379mに行く事になり、途中高尾でHさんと合流してから一路道志に向かう。意外と車が少なく渋滞しないで快適に走れて、道志道の駅に8時40分到着。此処で飲料水をポリタンクに入れて、直ぐに三ケ瀬西沢林道の終点(ゲート)まで行き駐車そして登山準備。途中の沢沿いには多くのオートキャンプで賑わっていたが登山者は居ない様だ。 車通行禁止のゲートを越して林道をしばらく歩くと小沢(ブナ沢)を渡ると直ぐ右手に菰釣山登山口がある。登山口の右側には湧き水がパイプより吹き出していて、登山者には重宝な水場となっている。樹林帯の中登山道を登って行くと直ぐにブナ沢に下ってしまい沢に沿った明るいブナの林の中に登山道が続いている。足元にはネコノメソウと?の花が至る所に群生していて目を楽しませてもらう。涸れ沢となったブナ沢を登ってゆくと次第に傾斜がきつくなり、心臓の鼓動も激しくなってきて歩くペースが落ちてくるが極力休まずゆっくりと登ってゆく。 きつい涸れ沢の急登だが、多くの花が群生している中をジグザグにゆっくりと足を運び高度をかせぐ、通常の登山だと初めの30分〜60分は植林帯の中を登りとなるのだが此処は全てがブナが主の広葉樹林なので明るくて開放感があり、花も多く咲いているので楽しい登山が出来る。 ブナ沢を登りつめると、城が尾峠から菰釣山に続く稜線上のブナ沢乗越に出る。稜線も明るいブナの林の中で、菰釣山目指して稜線を西方向に行く。 ブナ沢乗越より約10分程で避難小屋が見えてくる。避難小屋の南側のドアーを開けて中に入ってみると綺麗に清掃されている。避難小屋から再び菰釣山を目指して明るい稜線を登ってゆく、登山道にはエンレイソウの独特の形の三つ葉が多く見られる、避難小屋から約30分菰釣山山頂が目前に見えてきて山頂には5名ほど登山者が休息している。
1379m菰釣山山頂に立って見ると正面、春霞の中雪化粧の富士山が見える、多少期待をして登ってきたので富士山の姿に感動する。早速昼食の準備 お湯を沸かしインスタントの赤飯を作っている間に無線交信の準備...JA1OAO局よりの呼び出しがありハンディ機で応答する。七面山と菰釣山の間で2時間ほど交信 用意してきたアンテナ、機器のテストが出来る。菰釣山山頂は意外と登山者が少なくて、静かな山頂で2時間ほど楽しむ事が出来る、富士山も次第に霞の中に姿を消してしまう。15時10分登山者が居なくなった菰釣山を後にして下山路を辿る。 時間と体力があれば城が尾峠経由下る事も考えていたのだが今回は往路を戻ることにする。再び花の群生するブナ沢を下り、西沢林道の車に戻る(16:10)感動の山歩きが出来る菰釣山の魅力。1.程よい時間で山頂に立てる。 2.山頂からの展望も素晴らしく良い。 3.城が尾峠を周遊するコースが有る 4.登山道は全て明るいブナ林が多い。 5.ブナ沢には多くの花が群生している。好条件が揃っているが交通の便が悪いのが欠点だが、マイカー利用者には最高の登山が出来る。 |
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