感動の山 大山 
大山山頂付近から富士山の眺め、手前は三の塔
2005年5月8日
ルート平面図
省略



ルート断面図 
自宅6:00⇒名の花台7:10⇒ヤビツ峠7:30→春岳山7:44→ヤビツ分岐8:35→大山山頂9:10→ヤビツ峠10:15⇒帰宅11:10


 連休最後の日曜日、朝目を覚ますと太陽の光が差し込んでいる。外を見ると快晴で青空になっている。この天気ならきっと富士山も姿を表すだろうと急いで登山準備をして出発。とりあえずヤビツ峠に向かう。連休最後の休日だが車は空いていて順調に走れる、厚木を通過して名古木よりヤビツ峠を目指す、蓑毛のバス停を過ぎヤビツ峠手前の菜の花展望台に寄って展望台に上がり富士山を眺めてくる。

 7時30分ヤビツ峠より大山に向けて登山開始、三の塔に行くか大山に行くか迷っていたのだが、前回大山登山は霧の中で景色は何も見えず、今日は天気が良いので山頂からの展望を期待して大山山頂を目指す。登り初めは急な階段状の登山道で直ぐに息が荒くなる、春岳山の山頂付近になると緩やかになり明るい登山道になり、登山道際に休憩ベンチもあるが通過する。一旦僅かに降り再び山頂目指して登ってゆく。時折振り返り木立の合間より僅かに見える富士山を確認しながら登ってゆく。

 時間が早い事もあって登山者の姿は見当たらない。ヤビツ峠の駐車場には10台ほど車が停めてあったので先発者がいるのだが声も聞えない。聞えてくるのは近くでさえずる鳥の声で登山を楽しませてもらう。登山道から外れた所に開けた場所があり、富士山の様子はと、三の塔越の富士山に目を向ければ雲に隠れて富士山は見えなくなっている。雲が流れているので再び姿を現す事だろうと期待しつつ登山道を登って行く。

 大山山頂が近くなり急に展望が開けた所に出る。タイミングよく雲が流れさって富士山がはっきり見える。大山山頂に到着するまで雲に隠れずいてくれる事を願って再び山頂目指す20m程行くと右手より登山道が合流してきて、登山者が一人登ってくる。合流地点に標識があり大山山頂まで200mと記載されている。

 鳥居を潜り急な崩れた石の階段を登ってゆくと山頂の大きな鳥居が見えてくる、最後の階段を登って鳥居を潜り標高1252mの大山山頂に到着する。広い山頂には登山者が10名程休憩しているだけで静かで長閑かだ。南、東方面は開けていて展望があるのだが肝心の富士山、西、北側が社と樹林で見えない、北側に僅かに下った所に電波塔があり登山道も有るので行って見ると大きな建物のトイレが有り近くにテントも有り5名ほど食事の準備をしている。
大山山頂に到着 大山山頂に到着 富士山と記念撮影

 トイレの建物の裏側に回りこんでゆくと西側、北側が大きく開けて箱根連山、富士山、丹沢山塊が一望できる。富士山と丹沢の間の後方に白く雪の峰が3つ見える南アルプスの光岳、聖岳、悪沢岳の様だ。富士山の前の山は三の塔で標高1205mで大山より50mほど低い。素晴らしい展望を眺めていると次第に雲が湧いてきて富士山の姿も消え始める、見える内に富士山をバックに記念撮影、山頂には10名程の登山者がいたのだが此処には3人の登山者(カメラマン)だけで展望を独占しているようだ。

 富士山も雲に隠れてしまったので山頂に戻り、途中のコンビニで用意してきた軽い昼食にするつもりで山頂に戻ったが適当な良い場所が無いので200m下った所で昼食にする。昼食後ヤビツ峠まで降る間に約50名程の登山者とすれ違う。此れから登っても山頂からの素晴らしい展望は望めないので、早い時間に登って得をした気持ちだ。10時15分車の停めてあるヤビツ峠に戻る。帰りは札掛を通過して宮が瀬経由の路を辿り11時に帰宅