感動の山 池の平 
高山植物が咲く池の平湿原の木道を横断する。後方の山は篭ノ登山と東篭ノ登山
2005年7月17日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
練馬IC7:00佐久IC9:15⇒高峰高原9:58シャトルバス10:21⇒池の平湿原10:48三峰ケ峰→シャトルバス12;04⇒高峰高原12;50⇒軽井沢13:38⇒白糸の滝13:48⇒佐久14:00⇒佐久IC15:00⇒横川SA16:25⇒練馬IC17:50

 

 再び来ました高峰高原 佐久に来る度に寄りたくなる所で今回は日帰りなのでちょいと忙しく 歩き回ることになりそうだ。ホテルの展望ラウンジでコーヒーととっても美味しい焼き立てのクロワッサン 今回は時間の都合でしぶしぶ通過、目的の池の平へ向かう。 予定していた駐車場は利用できず(平日のみ利用可能)シャトルバスに乗り換えて行く事になる。あいにくの天気で展望は良くないが 雨の心配をしないだけ幸いだ。高峰高原ホテルの周りにはニッコウキスゲ、シャジクソウなど鮮やかな色の花が咲いている。

 高峰温泉の駐車場に車を止めてシャトルバスに 乗り込む。池の平湿原まで15分往復料金1000円高いが歩いて行くには時間が掛かるので仕方がない。平日のみ池の平駐車場は利用可能料金500円で今日は日曜日なので 池の平へはシャトルバスの利用となる。池の平駐車場には湯の丸高原からも大型バスが 入っていて多くの登山者(ハイカー)が来ている。コマクサを見に三方が峰に直行する、湿原の中心を木道で渡り対岸の斜面を登りつめた所が三方が峰でコマクサの 群生地となっている。
高峰高原ホテル 湿原の中心を木道歩き 三方が峰山頂

 予定では外輪山半周めぐりで木道を戻って来る 計画だったが、今日は時間の都合で三方が峰の往復とする。駐車場から5分ほど唐松と熊笹の中を降ると湿原の一角に出て湿原を横断する木道が 対岸迄伸びている。湿原にはいろいろの高山植物が咲いていて気持ちの良いハイクとなる。 木道を歩きながら右左に咲いている花に目を奪われる。 紫色のノハナショウブ、薄紫色のハクサンチドリとハクサンフウロ、グンナイフウロ、アヤメ ノギラン カラマツソウ シナノオトギリ ニッコウキスゲ イブキジャコウソウ シャジクソウ 鮮やかな黄色のシナノオトギリ、 これから8月にかけて多くの花が見られるようだ。

 木道で湿原を横切り三方が峰の登りとなる、 10分ほど登ると草原状のお花畑があり、ここでも多くの花が咲いている。振り返り見ると草原の後方に篭の登山が見える、天気がよければ篭の登山の右後方に 噴煙をあげる浅間山が見える所だが、あいにく雲の中だ。

 草原を通過してガレ場を登り詰めると外輪山の 一角の三方が峰、標高2040mの山頂に出る、山頂は丁度コマクサが満開で保護のため策が設けてあり登山者が入れない様にしてある。目的のコマクサも十分見る事が出来たので、 バスの時間を気にしながら引き返す。池の平湿原の明るく開放感のある自然に十分浸り心身共に癒される。少々急ぎ足となったが1時間で往復出来てタイミングよく バスに乗り込むことが出来る。



シャトルバスで高峰温泉に戻り、車坂峠を降り浅間サンラインで軽井沢に向かう、信濃追分で 18号線に合流すると渋滞しているので迷路のような裏道を鉄道に沿って行く、天候の急変で中軽井沢付近で雷雨となる。うまい具合に昨年お世話になった 軽井沢のペンション(シルバーストーン)の所に抜けてきたので、東京から用意してきたお土産を置いてくる。豪雨の中18号の渋滞を抜けて離山通りから旧軽井沢に入る。
 先ほどの豪雨、雷雨と打って変わって 雨も小雨となり、旧軽井沢銀座通りも人が増えてくる、そば処”にし川”に寄り、同行者の一人Iさんの関係でオソバとコーヒーをご馳走になる 。食後は銀ブラ...ソフトクリーム...至福の一時を味わう。
旧軽井沢銀座通り 旧軽井沢銀座通り 涼風吹き抜ける白糸の滝

 次の目的地、白糸の滝に向かう。 三笠通りの唐松並木を気持ちよく走り旧三笠ホテルを右手に見ながら山道に入ってゆく。白糸の滝入り口より徒歩5分で自然が作り出した見事な湧水の滝(白糸の滝) にしばし魅了される。普段味わうことが出来ない自然とのふれあい、 青空の見える高峰高原、高山植物が咲き乱れる池の平湿原とコマクサの三方が峰、豪雨雷雨の軽井沢、雨上がりの旧軽銀座、そして白糸の滝と十二分に 自然に浸ることが出来た一日となる。帰路は再び佐久に戻り、佐久ICより東京に戻る。