| 感動の山 | 三国山 鉄砲木ノ頭 | ||||||
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| 相模原6:10⇒三国峠8:00→鉄砲木ノ頭8:30→三国峠9:25→三国山9:50→ブナ坂峠10:00→楢ノ木山10:20→ブナ坂峠10:40→三国山10:50→三国峠11:10⇒明神峠11:30⇒相模原13:30 夏の暑い陽射しも遠ざかり涼風吹き渡る山中湖の西側に連なる三国山山稜の三国峠に向かう。相模原を6時10分出発し、道志道を通過して山伏トンネルを抜けると正面に大きな富士山が見えてくる。今日は雲一つ無い青空で富士山の右後方には南アルプスの山波もはっきり見える。 山中湖(平野)より三国峠に向かう途中で展望の良い所が有りカメラマンが数人富士山の写真を撮っている。車を停めて素晴らしい風景をカメラに収めてくる、此処は富士山のビューポイントと成っている様だ。三国峠着9時20分登山靴に履き替えて登山準備。 鉄砲木の頭登山口の標識に従って樹林のトンネルの中山頂を目指す。10分ほど行くと樹林帯から抜けてススキ原に変わり明るい登山道になる。此処からは山頂までススキ原で左後方に山中湖と富士山が近くに見える。 登山道は登るにつれて細く溝状になって歩きにくくなる。左脇に幅広い登山道が出来ているので新しい登山道を行く。足元にはマツムシソウやキクなどが一面に咲いていて目を楽しませてくれる。苦しい登りだが富士山の眺めと足元の花に大いに癒されて楽しい登山が出来る。8時30分山頂一面が砂礫の鉄砲木の頭に到着山頂の東側はススキが生い茂り展望はあまり良くないが西側は遮るものが無く好天気に恵まれて素晴らしい展望が広がっている。
あまりにも素晴らしい展望に十分満足できる南アルプスの峰峰が確認できる、鳳凰の後方にピラミッド型の甲斐駒ケ岳、左手前に北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見、赤石、聖と連なっているのが確認できる。十二分に山頂の展望を味わう事が出来たので三国峠に引き返す。元の登山道を降って見たが流水などで登山道に深さが30〜60Cm溝が出来ていて、溝に落ちないよう神経を使い景色を眺めながら降る事は出来ない。 歩きにくい登山道だが色々の花が咲いているので時々止まっては花の写真を撮りながらゆっくり降ってゆく。元の登山道は周りが2m以上あるススキ原で展望が遮られているが所々で開けた所からは富士山が大きく見える。足元を良く見ていると今まで気がつかなかった色々の小さな花が咲いているのに気付く。写真を何枚か撮ったのだが焦点が旨く合わずボケてしまう。三国峠に近くなった所で花の蜜を吸っている蝶がいて、近くによっても逃げないのでカメラに収める事が出来る。 9時25分三国峠に戻り道路を横断して今度は三国山に向かう、登山道はブナ等の樹林帯の中で鉄砲木の頭と比べると薄暗く視界が無いので足取りが重く感じる。樹林帯の登山道で薄暗いため花は少ない、時々白い菊(シロヤマギク)が咲いている。20分ほど登ると緩やかな登山道となり樹林に囲まれて展望の無い三国山に付く9時50分、三国山には5名ほど登山者が休憩していたが登山途中では登山者とすれ違うことが無く静かな山歩きが出来る。 三国山は展望が無いので楢の木山迄行くことにする。三国山からは平坦な道が続き紫色のトリカブトが至る所に咲いている。富士山に向かって歩いているのだが木々の葉で視界が遮られて富士山の姿を見る事が出来ない、ブナ坂峠を過ぎて楢の木山迄来たが展望は無し 此処で引き返す事にする。10時45分三国山に戻り時間的に早いが軽い昼食にする。此処三国山は篭坂峠から歩いてくる人が殆どで三国峠に降り平野まで歩いてバスで帰るらしい。三国山は展望が無いので三国峠に降ったら鉄砲木の頭に登る事を是非お勧めする。 11時10分車の置いてある三国峠の戻ると10台ほどの車が駐車してある。車で僅かに平野方面に戻り山中湖と富士山に別れを告げて三国峠を越えて明神峠を通過して小山町で246号に入り13時30分帰宅する。 三国山に咲いてた花々 ノコンギク オヤマボクチ イタドリ ヤクシソウ ヤマラッキョウ トリカブト アザミ フジアザミ マツムシソウ アキノキリンソウ モミジハグマ |
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