感動の山 扇山 
目前の富士山 扇山山頂
2006年3月5日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
自宅6:10⇒藤野7:20犬目7:35⇒梨木平登山口7:45→山ノ神8:12大久保コル8:55大久保山9:00扇山山頂9:20梨木平登山口10:40⇒上野原11:20⇒帰宅13:20


 先週は天候が悪く扇山登山を中止したが本日は好天と成りそうなので早朝出発する。藤野までは山を越えて20号に出たが意外と速く着く。20号線を走り塩津駅を過ぎて直ぐに右手に上がって行く大野貯水池方面の路に入って大野貯水池を過ぎ犬目の集落を通過して山谷のバス停の所を右に入って大月CC入り口の手前に梨の木平登山口があり、道路際の駐車スペースに駐車して此処から登山開始となる7:46
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 杉の植林帯を右手に小沢を見ながら緩やかに登ってゆく、登山道はよく整備してあり非常に歩き易い。10分ほど登ると休憩ベンチ(丸太のベンチ)が有りさらに10分ほど登ると沢状の所に水場か有る。この付近より登山道が急になり直ぐ上に山の神の真っ赤な社が現れる。さらに10分ほど急登すると水呑杉の所に着く。

        
梨木平休憩舎前広場 途中に水場があり 山頂からは素晴らしい富士山が
 


 ジグザグに高度を上げて行くと木立の間から上半分真っ白な富士山が見える。さらにジグザグに登って行くと富士山が良く見える所にベンチがあり、此処で撮影を兼ねて小休止(5分休憩)樹林帯の様相も変わり稜線が近い事が解る。8時53分大久保のコルに出る。右に行けば扇山だが左の百倉山方面の大久保山まで行ってみる、大久保山までほぼ平坦の道で5分ほどで大久保山山頂だが樹林の為視界は得られない。

 木の枝越に僅かに南アルプスの白い山波が見えるのだが残念だ。直ぐに引き返して扇山に向かう、明るい気持ちの良い稜線を10分、標高1137mの扇山山頂に到着。山頂には朝一番の電車で塩津から登って来た登山者が一人、富士山を眺めながら暫し話を交わす。丸太のベンチに越を下ろしJA1OAO局(東京武蔵野市)をコールすると直ぐに応答があり20分ほど食事を挟んで無線交信を楽しむ。

 30分ほど山頂にいると次第に登山者が登ってきて富士山を眺めながら食事、休憩など山頂で寛いでいる。風も無く気温も0度ぐらいだが寒さは感じない。こんなに大きく素晴らしい富士山が見れるとは予想外で充分眺めを楽しむ。丹沢方面は春霞が濃く山波がぼんやりしているが北、西方面の山波ははっきりと見える。10時ジャストに扇山を後に梨の木平に降る途中30名ほど登山者とすれ違う。10時40分梨の木平到着、感動の山歩きが出来る。帰路は塩津に戻らず野田尻経由で上野原に出て無線交信で教えて貰った酒饅頭を買って食べながら帰路を辿る。