感動の山 | 角田山 | ||||||||||||
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桜尾根登山口8:20→桜尾根山頂9:00→灯台コース分岐10:00→→角田山山頂10:06→三望平10:20→五ケ峠分岐10:25→角田岬灯台11:10→桜尾根登山口11:30 念願の角田山花見登山、やや風が強く気温が低いが天気が良いので桜尾根から8時20分登り始める。事前の調査で8コースある登山コースのなかで最も雪割草が多く咲いている事が分かる。桜尾根コースはガイドブックなどには掲載されていないが、多くの登山者が登って行くので登山口は直に分かった。既に多くの車が停めてあったが幸いに桜尾根登山口の近くに駐車できた。 10分ほど登ると右手後方に角田岬灯台が見えてくる。桜尾根は灯台コースのすぐ左隣の尾根で、倒木が多く砂地の急斜面なので息が弾む。登山口の標識も無いが登山道ははっきり付いているし天候も良し、多くの登山者が登っているので路に迷う心配は無い。周りを良く見ると雪割草が咲いている、登るに連れて足元一面に雪割草、カタクリ、アズマイチゲ、ショウジョウバカマ等の花が咲き乱れている。
人里近くで多くの花が自然のまま残っている事に深く感動する。写真を撮りながらの登山で予定時間をオーバー、一旦ピークを越して笹原の中を降ってゆく、笹原の中にも所々に雪割草やカタクリ等の花が見られる、前後に10名ほど登山者が見られる、地元の人らしき中高年の人が多い。再び登り道となり、一面に紫色の花を付けたカタクリの花の海となる、カタクリ花に混ざってキクザキイチゲ、アズマイチゲ、イカリソウなどの花も所々で見られる。後ろからどんどん登山者が登ってくる為め素早く写真を撮っては登り、また写真を撮っては登りと忙しい登山となる。 山頂直下まで延々と続くカタクリの群生に感動し、花に眼を奪われ1時間40分の急登を終えて標高481.7mの角田山山頂に辿り着く。多くの登山者が至る所で昼食や休憩をしている広い山頂を一回り後(10:06〜10:12)帰路は灯台コースを下山する。次第に多くの登山者が登ってくる角田山山頂を後に桜尾根と灯台コ−ス分岐まで戻り、桜尾根を右手に見送り三望平、三望小屋を通過して五ケ峠分岐点を通過する。五ケ峠分岐点まではほぼ平坦な登山道で所々にカタクリの花が見られる。分岐点を過ぎると急な降り路となり再び両側の斜面にはカタクリが群生している。ここでもしばし足を止めての撮影になってしまう。
灯台コ−スを下山途中登ってくる多くの人と行き交う、雑木林が途切れた展望の利く見晴所からゴツゴツしている岩場の急な狭い路となり所々で交互通行となる。桜尾根より数は少ないが雪割草も咲いている。気が付くと写真を撮りすぎてメモリーが無くなる、予備を持っていないので数枚消去して最低限の撮影になってしまった。2年前天候の影響で登山を断念した悔しい思いが今日の登山で一転する、予想をはるかに超える花の多さに改めて角田山の素晴らしさに感動、感動の山歩きが出来た。感動の余韻をいつまでも残し帰路を辿る。 2004年7月16日〜17日 弥彦山・角田山 |
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