感動の山 倉岳山 
ゴールデンウイークの初日、秋山(無生野)から倉岳山と高畑山を歩いてくる。富士山の眺めは残念だったが雨には降られず新緑の山を満喫できる。高畑山 山頂
2006年4月29日
ルート平面図
省略



ルート断面図 拡大
自宅5:10⇒無生野7:30→貉峠8:27→倉岳山9:00→貉峠9:50→天神山9:58→高畑山10:30→楢峠12:00→無生野12:40⇒帰宅14:50



 未踏の山倉岳山と高畑山に登る機会が出来たので何時ものメンバーHさんと車で登山口の上野原町秋山村無生野まで行き県道際に駐車して穴路峠を目指す、暫くは最近舗装された林道歩きとなる。秋山村で設置したらしい目立つ標識が至る所にあり安心して歩ける、道端の花を見ながらゆっくり登ってゆく。林道が終わり小沢に付いた登山道を暫く登ってゆく、樹林帯に入り高度を上げてゆくと尾根をジグザグに登りさらに尾根を左に巻き込んで行くと明るい疎林になる。

        
穴路峠に到着 倉岳山990m山頂 高畑山山頂982m
 



 芽吹き始めた若葉色の林の中を気持ちよく歩いてゆく、足元には色々の花も芽を出している、チゴユリ、テナンショウ、ヤブレガサ、ヒトリシズカ、色々の種類のスミレなど8:27穴路峠に到着、此処で15分ほど休憩する、水分の補給と行動食を摂り右手の倉岳山を目指す、山頂が近くなると次第に急登になり上り詰めると倉岳山山頂の一角に出て後は平坦な道を右に100m程行くと標高990m倉岳山山頂がある。山頂からの眺めは最近木を伐採してあり北側には、目前に扇山、百倉山や鳥沢の町並みが見える。

 8時50分ごろ七面山に登っているSさんより無線が僅かに聞こえたが交信する事は出来なかった。倉岳山を9時30分出発穴路峠に戻り高畑山を目指す。9時50分穴路峠を通過して9時58分天神山876mを通過する。天神山を過ぎて僅かに降ってゆき再び登り道となり、若葉が芽吹き始めた明るい尾根筋の登山道を高畑山を目指す、尾根道を上り詰めたところに雛鶴峠の分岐点が有り分岐点を通過して高畑山982mの山頂に到着する10:30

 山頂には誰もいない?天候の影響かな?と思いながらザックを降ろしてシートを敷いてお湯を沸かし寛ぎの一時を過ごす、残念なのは富士山が見えない、此処も倉岳山と同様秀麗富岳12景の一つになっている。15分ほどすると一人、二人と鳥沢駅方面から登山者が登ってくる、11時25分多くの登山者が登ってきて山頂は賑やかになる。荷物をまとめ下山準備ご再度七面山登山中のS(JA1OAO)さんを無線で呼んでみると応答があり、10分ほど交信する。


 11:35高畑山を後に下山開始、高畑山を僅かに戻り雛鶴峠分岐点で右に尾根を降って行く雛鶴峠に向かう登山道は踏み跡が薄く解り難いが尾根筋を外れなければ迷う心配は無い。尾根筋を降ってゆくと右側にゴルフ場が見える鞍部に出る、どうやら此処が楢峠らしい直進してゆく登山道は確認できるが左手の楢山沢に降る踏み跡は完全に消えている、Hさんと相談の結果沢に降る事にする、道筋を探したが見つからずほぼ直線に沢筋まで降る。

 木や蔓に捕まり急斜面を15分ほど降り沢に下りる事が出来る。足場の悪い沢を慎重に下り植林帯が見えて来たのでホッとする、沢筋には珍しい植物か見られる イワボタン、エンレイソウ、ミツバコンロンソウ、不明の花もあり12:26沢筋から林道の終点に出られる。このコースはどうやら廃道となっている様で雛鶴峠から降る方が無難のようだ。林道を15分ほど降ると旧雛鶴トンネルに続く旧道に出て5分ほどで県道に出る。県道をのんびり廻りに咲いている花を眺めながら車の停めてある所に13時丁度に戻る。天候が悪いが雨に降られなかった事が幸いだった。