感動の山 櫛形山
 櫛形山山頂の飯豊連峰 二王子山 展望図。
2007年10月4日

ルート平面図

ルート断面図

 
日本で一番小さな山脈と言われている新潟県にある櫛形山脈主峰の櫛形山登山。コースは国道7号線の中条駅前からの交差点(関沢)を右折して関沢の集落を抜けて右手に櫛型CCを見ながら関沢に沿って山道を行く途中左手に山の神登山道を見送り更に進むと関沢に架かる橋の手前に10台ほど駐車できるスペースがあり大きな案内標識が設置されている。        
大きな案内標識 山ノ神登山口 キツリフネソウ

 早速登山準備をして向かって左手にある登山口(山ノ神コース)から登り始める。(6:58)5分ほど登ると左からの登山道(中ノ沢尾根)と合流する。
山ノ神分岐 カマズミ シラヤマキク

 明るい尾根道の登りが続く足元にはシラヤマギク、モミジガサなど秋の花が多く咲いている。雑木林の尾根筋を更に30分ほど登ると森林公園からの登山道と合流する。
案内標識 モミジガサ ? 尾根道が続く

 合流地点は視界が開けて中条の街並みの彼方に日本海が望める。更に山頂目指して中ノ沢尾根を登る。
森林公園からの登山道と合流 中条の街並と日本海 尾根道

 10分ほど登ると再び市の沢(七滝沢経由)からの登山道と合流、此処も視界が開けて中条の町と日本海が望める。此処まで約登山口から50分、小休止後10分ほど緩やかになった尾根道を登ると櫛形山脈縦走路(稜線)に出る。(7:57)
市の沢の分岐 日本海の眺め 稜線(銃走路)に出る

 稜線を右手に折れて櫛形山を目指す、一旦30メートルほど下り登り返すとブナ林の平坦な登山道となり僅かに登ると前方が明るくなり標高568mの櫛型山山頂に出る。(8:14)
大きな木 櫛形山山頂近し 櫛形山山頂

 山頂で写真を撮ったり軽い食事などしながら前方の飯豊連峰の眺め20分ほど休息する。本日は平日なので登山者の影も見えない。
標識 山頂で記念撮影 逆光 山頂の標識

 下山道は櫛型尾根を直接下る2分ほど下ると2基のベンチがあり通り過ぎると直ぐに大峰山への縦走路と関沢登山口の分岐点があり、直進の関沢登山口方面に下ってゆく。
山頂直下のベンチ 縦走路との分岐

 櫛形山山頂からほぼ一直線に下る尾根道で急な所もある。登山道際には花の終わったショウジョウバカマやシダ?オサバグサ?不明な植物が多く見られる。15分ほど下ったところで木に登ったサルに出会う数枚写真を撮っている間にサルは何処かに去ってしまう。此処で一人の登山者と会い、山の神コースでサルに噛まれた登山者が居た話など聞きく。
ショウジョウバカマ シダ オサバクサ ? モミジガサ ?

 山頂より約50分針葉樹林に変わり足元には黄色のツリフネソウや終わりかけたキバナアキギリの花が多くなり関沢登山口(林道)に出る。林道を5分ほど行くと往路登山口(山ノ神コース)の駐車場にたどり着く。
林道近く 櫛型尾根登山口 駐車場に戻る

 以前メールで(秩父の小鹿野在住の方から)「是非二人の姫(姫シャガ、姫笹百合)に逢いに行ってください」と言われていたが今回は時期的に二人の姫は不在で次回は時期を合わせて登山計画予定。
 
 
 本日も昨日と同様に早朝に一人宿を出て半日 登山を楽しんでくる。当初 宿泊地の五頭山を予定したが半日での登山は時間的に無理なので少し遠いが車で登山口まで入れる櫛形山に向かう事になる。
登山後は 五頭温泉に戻り別行動の3名と合流して新潟の旅の帰路を辿る。