感動の山 達磨山
 八王子より中央道を利用して御殿場経由で伊豆の達磨山に行く。雲の多い天気だが青空も広がり富士山も展望も楽しめる。達磨山からの眺めは実に素晴らしく感動の山歩きが出来る。
2007年12月15日
平面図 省略
断面図 省略

八王子8:00⇒御殿場9:20沼津10:00達磨山登山口10:50→達磨山11:15戸田峠12:10金冠山12:40葛城山登山口14:11三島16:20沼津16:20秦野中井18:30相模大野19:40

 八王子からの伊豆方面に行くのに初めて中央高速で大月経由、御殿場に行き東名に入って沼津から伊豆に入る。大月を過ぎると目前に富士山が大きく見えてきて感動しながら御殿場に降る。沼津から修善寺に入って虹の里を右手に見ながら達磨山高原レストハウスで休憩と登山準備。此処からの景色も最高だが半分ほど富士山が雲に隠れているのが残念だ。
達磨山登山口 山頂の標識 眼下に大瀬崎

 戸田峠を西伊豆スカイラインに入って達磨山の南側の登山口より山頂を目指す。幅広の良く整備された笹原の中を一直線に登ってゆく。駿河湾から吹き上げてくる冷たい風が強く遮る木々が無いのでまともに体に受ける。
 登り始めてから約20分標高981.8mの達磨山山頂に到着、山頂は何一つと遮るものは無く展望は抜群に良いがその分風も直接身に受ける。晴天だが雲の動きも早く身近で素早く変化して行く。景色を十分味わった後は岩陰で腰を下ろして休憩と軽い食事にする。
 山頂には先客が一人(ラジコン飛行機)風が止むのを待っている様だ、その後小達磨山方面から4人のグループが登ってくる。われわれ3人と合わせて8人と静かな山頂模様だ。
船原峠方面の眺め アセビのトンネル 天城山方面の眺め

 達磨山からの展望も十分楽しめたので一旦登山口まで降り隣の金冠山登山口の戸田峠に向かう途中ロケーションの良い所から何時もの様にJAIOAO局(東京武蔵野市)と箱根山を越えての無線交信ができる。戸田峠の駐車場に車を停めて金冠山に登る登山道が解らず金冠山トンネルを潜って行く、登山道が見当たらない。トンネルの上に登れそうな作業用の道が僅かに確認できたので無理やり藪の中を登ってゆくと達磨山高原からの幅の広い登山道に出られる。
達磨山登山口 アセビのトンネル 路を間違えて竹薮から出て来る

 此処も20分ほどで金冠山山頂に到着此処も達磨山と同様北側の展望が素晴らしく良く眼下には淡島(三津浜)が箱庭の様に見る事が出来る。30名ほどの団体さんが丁度下山する所で賑わっている。
金冠山山頂 団体さんで賑わう山頂 金冠山山頂 816m

 標高816m達磨山より約165m低いが眺めは達磨山同様に素晴らしいが今日は雲が多く富士山も雲に隠れてしまい風も強いので早々に山頂を後にする。戸田峠に降った所は往路間違えたトンネルの脇にある鎖の車両止めがある路で伊豆山稜線歩道入口の標柱が有るが金冠山の文字が無く金冠山登山口の文字も欲しい所だ。
達磨山高原で再度休憩して修善寺に下る。時間も早く余り歩いていないので葛城山に寄って行く事にする葛城山裏手の神島から林道を入って城山発端丈山ハイキング口の標識のある所から登山する林道際には30台ほど車が停めてあるので多くの登山者がいる様だが人影は無い。
葛城山裏登山口 登山口の標識 登山道途中の案内板

 葛城山の裏手から左巻きに出来た歩道を暫く行くと右手に葛城山裏登山口と書かれた標識があり巻き路と分かれて急斜面に出来た登山道を登って行く。
神島小富士 葛城山裏登山口 山頂近くで引き返す

 山頂近くまで急斜面の登山道を登って行ったが帰りの事を考えて明るい内に引き返す事にする裏登山口分岐まで戻ると一人の高齢者が巻き路の先から戻って来たので聞いて見ると巻き路も30分ほどで葛城山に行けると解ったが今日は次回の下見として時間も無く引き返す。
 今回は歩く距離は僅かだが伊豆の名峰3山を体感できたことは十分満足できた。同行のYさんとGさんお疲れ様でした。