感動の山 茅ヶ岳
 恒例となった新年の登山、茅が岳に初めて登る。山頂まで3時間ほどで登れて眺めも素晴らしく良く大変満足できる。
2008年1月4日
平面図 省略


立面図


相模原4:30⇒八王子西IC5:10韮崎IC7:10深田久弥公園P7:40女岩9:00尾根筋(稜線)10:00茅が岳山頂11:50林道(尾根道)13:00韮崎IC13:50境川P14:20八王子西IC16:00相模原17:00

 予定では編笠山登山を計画していて小淵沢ICより八ヶ岳公園道通に入って観音平らへ左折しようとしたらゲートが閉まっていたので急遽小淵沢ICから韮崎ICまで戻り茅が岳登山に変更する。韮崎ICからほぼ一直線で茅が岳登山口の深田久弥記念公園のある駐車場に15分ほどで到着する。正面に深田久弥記念公園が見える所に標識があり右手の山道を入ってゆく。
茅が岳登山口 深田久弥記念公園 女岩(沢)コース登山口

 30分ほど雑木林の中を緩やかに登って行くと林道に出る。林道際の女岩経由茅が岳の標識に従って山道を緩やかに登って行くと前方が岩で塞がれた所に清水が湧き出ている(女岩)
沢に沿った登山道 女岩 清水が湧き出ている

 女岩で小休止ご女岩を右から巻く様にしての急斜面を登る。苦しいのぼりなので自然とスローペースとなり後から登って来た4名ほどの登山者に先を越されてしまう。女岩から約50分登山道が緩やかになって来て尾根が目前に見えてくる。
急峻な登山道となる 枯れた大木が多い 稜線に出る

 尾根筋に出ると前方が開けて雪化粧している金峰山と得意な岩山の瑞牆山が目前に見える。尾根筋の岩の上で景色を眺めながら小休止、尾根筋の先には目指す茅が岳の山頂も望める。再び山頂目指して登り始める。15分ほど登った所に深田久弥終焉の地があり石碑が建っている。
金峰山の眺め 目指す茅が岳山頂が 深田久弥終焉の地碑

 露出する岩を登り10時47分標高1703mの茅が岳山頂に出る。山頂からの展望は最高に良く、富士山から右回りに南アルプス、鳳凰3山、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、金峰山、大菩薩嶺と360度の景色が展開する。
山頂に到着 茅が岳山頂1703m 金峰山をバックに記念撮影

 景色を十分楽しんだ後眺めの良い一角で昼食の準備(お湯を沸かす)スープと食後のコーヒーの為、八ヶ岳の山頂付近に雲が僅かにあるが次第に雲が動き山頂が見えてくる。予定していた編笠山も山頂付近は雪で真っ白になっている。
富士山も大きく目前に アルプスを眺めながらの昼食 雪化粧している八ヶ岳

 昼食もゆっくりと出来て体力も回復する。何時もの様にJA1OAO局を12時ジャストに無線でコールしたが東京までは届かなかった様だ。山頂の景色を再度楽しんで下山路は尾根筋の登山道を下ると直ぐに千本桜の分岐を右に見送り深田久弥記念公園目指してどんどん下って行く。展望は周りの木々で遮られてあまり良くないが所々で甲斐駒ケ岳が良く見える。
千本桜の尾根道分岐 防火帯の尾根を下る 下山途中からの甲斐駒ケ岳

 半分ほど下った所から防火帯となり広々した尾根道をジグザグに下る山頂から約1時間20分往路に利用した女岩の標識がある所から50mほど西の林道に出る。此処から往路を戻り、深田久弥記念公園に立ち寄って茅が岳を振り返り見る。
防火帯の下り 林道に出る 深田久弥記念公園

 公園には石碑と解説があり、石碑には”百の頂に百の喜があり”と刻まれている(日本百名山の著書) 天候にも恵まれて短時間で山頂まで往復できて素晴らしい展望を味わえ新年早々素晴らしい感動の山歩きが出来た同行のHAさんお疲れさまでした。 
百の頂に百の喜があり 茅が岳が望める深田久弥記念公園 境川パーキングからの茅が岳