感動の山 坂戸山・六万機山
 念願のカタクリの花咲く坂戸山登山でメンバーも旧知の仲間4人で温泉宿に泊まれる、登山としては最高に贅沢な行程となる。写真は坂戸山山頂からの八海山     
2008年4月26〜27日
 

狭山日高IC⇒六日町IC坂戸山登山口→坂戸山山頂坂戸山登山口⇒河原沢鉱泉⇒六万機山登山口→六万機山山頂→六万機山登山口⇒河原沢鉱泉⇒三国峠⇒匠の里⇒月夜野IC⇒狭山日高IC

 予定では六万騎山登山でいたが前日のカタクリの花開花情報で既に終わりで、坂戸山が見頃と成っているので急遽坂戸山登山に変更する。坂戸山登山口(神社の境内)に駐車。早速登山準備。
坂戸山登山口 駐車場 御館跡の桜とカタクリ 満開のカタクリ

 12時30分登山開始、歩き始めて直ぐに家臣屋敷跡一帯の草むらにカタクリの群生で息を呑む。花も殆んどが満開に開いている。
エゾエンゴサク イワウチワ キクザキイチゲとカタクリ

 歩き始めからカタクリの群生に目を取られながらゆっくりと登ってゆく。カタクリの他にもキクザキ(白と紫系の花がある)、アズマイチゲ、エゾエンゴサク、スミレサイシン、イカリソウなど至る所で咲いている。
スミレサイシン ミチノクエンゴサク 登山道

 大型バスで花見登山に来ている団体さんともすれ違いながら、ゆっくりと花見を楽しみながら登ってゆく。
エンレイソウ カタクリ 足元のカタクリを見て一息つく

 残雪のある砂防堰堤を横切ると次第に急斜面の登山道となりジグザグに登って行く両斜面にはカタクリの紫の花で埋め尽くされていて目を何処に向けてもカタクリの花が目に写る。
スモモ(李)甘い香りが漂う ショウジョウバカマの花(猩々袴) イワナシ

 ジグザグの登山道を登り詰めると甘い香りが漂う平坦な広場に出る、此処が桃の木平でスモモ(李)の花が咲いていて香りの発信源の様だ。
山頂から八海山の眺め 六日町を眼下に眺める 坂戸山山頂634m
 桃の木平から一登りで尾根道に出ると目前に雪化粧している八海山が大きく見える。所々に残雪がある尾根道を登ると標高634mの坂戸山山頂に出る。
カタクリ越の六日町市街 イカリソウ 一本杉で余裕の休憩
 帰りは薬師尾根を下る事も可能だがカタクリの花が咲く往路の城坂コースを戻る。往復2時間のコースを約4時間、カタクリの花に浸り非常に満足できる。山麓の登山口から山頂までカタクリの花が見られない所が無い貴重な体験が出来た。
イワカガミ キクザキイチゲとカタクリ 宿の窓から八海山の眺め
 

六万騎山
庚申塔 登山口 チゴユリ タムシバ
 坂戸山登山の翌日、朝食前の早起き登山で六万騎山を探索してくる。事前の情報どうりカタクリの花は既に終わっていて緑の実を付けている。
勝心休憩所 イワウチワ イカリソウ
 直線距離で約7Km程度しか離れていない六万騎山321mと坂戸山634mカタクリの開花時期の違いは?標高の違いは有るが六万騎山は山麓(登山口)から山頂まで既に花は終わっている、坂戸山は山麓(登山口)から山頂まで花は全て満開状態なのは不思議だ。
花の終わったカタクリの群生 六万騎山山頂321m 静かな六万騎山山頂

 六万騎山はカタクリと桜も多くあり、どちらも既に花は終わっているが満開時は見ごたえが有るだろうと山頂で創造しながら一時を憩おう。
ユキグニミツバツツジ カタクリの群生 ? ミミナグサ?

 下山は地蔵堂方面に下る周遊コースとする。花の時期を過ぎた早朝の六万騎山では一人も登山者は無く鳥のさえずりと高速道路を行き交う車の騒音が響き渡る六万騎山登山で朝食前の良い運動となった。
 
地蔵堂登山口 ユキワリソウ(ミスミソウ) スミレサイシン