半原越→見晴らしベンチ→経が岩→経ヶ岳山頂→経ヶ岳林道→半原越
梅雨の合間で雨の心配は無さそうなので近くの経ヶ岳まで足慣らしに行く、何時ものように半原乗越迄車で行くと30名ほどのボーイスカウトが経ヶ岳から降りてきて仏果山に向かって行く。少々疲れ気味の子もいる。早速登山靴にはき替えて登山開始(11:30)をしたが腹の調子が悪く暫く治まるのを待ってから登り始める。途中から斜めに階段を逸れて登って行き尾根筋を回りこんで登る。
前回4月に来た時は桜が満開で登山道も結構明るかったが今回は葉が茂り薄暗くなっている。調子が悪いが展望が無いので見晴台を通過してゆっくり山頂を目指す。急な登山道を登り詰めて経が岩を回りこんで山頂に出る。(12:20)今日は曇りで丹沢の山並みは全く見えない。昨日十文字峠迄登って来たSAさんと無線交信で暫く情報交換
山頂を出発する直前に地元の人一人がトレーニングの為ペットボトル1本のみ持って登って来て直ぐに戻って行く。体調も回復したので経ヶ岳林道を回って戻るコースで下山開始(13:00)休憩ベンチを2箇所通過して防護柵を通過、暫く行くと左上部にジャケツイバラの黄色の花が目に付く。少し斜面を登り地被いてカメラに収めてくる。 青木の群生する急斜面をジグザグに降ると経ヶ岳林道に出る。(13:26)林道の所々で紫色の小さな花をつけたコバノタツナミソウが多く見られる。
経ヶ岳林道を半原乗越まで戻る途中山の斜面から垂れ下がるようにスイカズラの花が多く見られる。白い花とクリーム色の花に混ざってピンク色の花も見られる。経ヶ岳林道をゆっくり花を眺めながら行く。この時期一番多く見られる花はウツギで山の斜面の至る所で小さな白い花を密集させて咲いている。 経ヶ岳林道を歩いている内、ガスが懸かっているが影がハッキリ写るぐらい陽射しが強くなり汗ばんでくる。経ヶ岳林道には蝶も多く見られて、忙しそうに花の蜜を吸いながら花から花へと飛び交って行く。常に羽を動かしていて警戒心もあるので近づけず写真チャンスは難しい。
4月に訪れたときは白い花を付けていた木苺はオレンジ色の粒粒の実を実らせている。春花が咲いて丁度今頃実がなり、野苺も真っ赤な鮮やかな色の実が目立つ。 経ヶ岳林道歩き約一時間登山口の半原乗越に戻る。(14:30)車で林道を戻る途中で目に付いた木の花二枚を撮影する。今日も時期により違った花を見ることが出来る。
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