感動の山 坪 山
 以前から気になっていた人気のある山(イワウチワとヒカゲツツジ)花の時期は既に過ぎているが足慣らしとGPSを持って坪山登山に行く。
2008年7月20日
登山ルート 平面 
  登山ルート 断面 

 今回の坪山登山には登山用アイテム(GPS)が加わり休憩の度にGPSでポイント確認しながらの登山となる。八ツ田バス停の近くの道路際に駐車して(9:55)近くの鶴川に架かる橋を渡り対岸を道路と並行の飯尾方面に向かうと児童公園があり隣接してトイレの施設もある。
鶴川に沿った道路際に駐車 駐車場近くの登山口 登山口標識

 僅かに登った所で東コースの分岐があり鉄製の小さな橋で小沢を渡り西コースに向かう。右下に飯尾の集落を見ながら草の生い茂る畑の中を通過して行く。
地蔵石仏の碑文 東ルートの分岐 飯尾の集落

 うっかりして西コースの分岐点を過ぎてしまい飯尾(御岳神社)登山口に下りてしまい、直ぐに引き返し西コースの分岐点を見つける。(10:09)分岐点には標識が無く10mほど登った所に西コースの標識があるので見落してしまう。西コースに入ると茅が生い茂り登山道が解り難い所だが、直ぐに樹林帯に入りひと息つける。
飯尾登山口 西コース登山口 小沢に架かる丸太の橋

 初めは植林帯の中、尾根筋を登って行くと次第に樹林相が広葉樹林に変わってくるととざんどうの両際にイワウチワが群生している。花の時期は既に過ぎているので花柄が残っているのが確認できる。
樹林帯の急斜面を登る 木の枝 腰掛? きのこ

 花の終わったヒカゲツツジ、ミツバツツジ、イワウチワ、アセビ等が登山道に沿って群生している。花が咲く時期を創造しながら一人静寂な登山道を淡々として登ってゆく。
小さな花の躑躅? イワウチワ(花柄) 日陰躑躅の登山道

 名前が不明だが躑躅のような木に小さな白い花が咲いている木も多く見られる。丸太が並べてある休憩ポイントがあり、この先のロープの設置してある急斜面の登りの前に休憩出来る。(10:57)
急登前の休憩場所 急登開始 小さな花の躑躅?

 ロープに捕まり急斜面を登り一息つくのも束の間で再び急斜面の登りとなる。痩せ尾根の開けた所で再び休憩。はるか眼下には集落が望めるが遠望は霞んでいて山並みは確認できない。足元にはイワカガミの光沢のある葉が目立つ。中には赤く紅葉し始めている蕪も見られる。
再び急登 イワカガミ 最後の急登

 山頂が近くなり(GPSでも確認)三度急斜面の登りが続き息が激しくなり登り切ると大きく空が開けて標高1102mの坪山山頂に出る。(12:20)狭い山頂には三角点の標柱と褪せて退化した坪山山頂の標柱が立っている。周囲の三頭山や権現山なども霞んでいて特定できないが白い花(ムシカリの様な)が満開で一番印象に残る。

坪山山頂 山頂に咲くノリウツギ ノリウツギ

 木陰で暫く休憩と水の補給で体力回復をさせる。三連休なので何名かの登山者が来ている事だろうと予測していたが一人も会わず予想を反した。東コースを下る予定でいたが阿寺沢(びりゅう館)方面に降り途中の花の里(一宮神社)分岐まで行き(13:30)花の里(一宮神社)に降る。
花の里(一宮)分岐点 散歩道?? 急な山道 冷水流れる沢に降る

 花の里(一宮神社)へ降る登山道は植林帯の中、急斜面の尾根筋を滑り降りる感じで山歩きを楽しむコースではなくお勧めできない。下り切った所の沢で汗をかいた顔を洗い生き返る感じだ。沢を吹き抜ける涼風に浸り休憩。(14:10)
花の里(一宮) 一宮神社の鳥居 道路際の駐車場

 花の里(一宮神社)から車道を飯尾方面に1kほど戻り、登山開始した八ツ田バス停の近くの駐車場に辿りつく。(14:30)
羽置の里ビリュウ館 ビリュウ館前の登山道標識 ビリュウ館前のお花畑