感動の山 松茸山
 松茸山山頂の休憩舎
2008年9月3日

ルート平面図

ルート断面図

 コース   奥野林道ゲート13:20→林道登山口13:58→松茸山14:20〜14:40→分岐14:58→沢路分岐15:15→堰堤(水沢川)15:18→林道15:22→奥野林道ゲート15:30


 以前から気になっていた身近な山、松茸山、鉢岡山、仙洞寺山、茨菰山等があり今回初めて松茸山に登ってみる。奥野林道ゲート前の駐車スペースに車を停めて登山開始。ゲートを脇から抜けて林道を歩いて行く。
奥野林道ゲート ミヤギノハギ 萩とモンキチョウ

 結構急な林道で汗が滲み出て来る陽射しも強いので日陰に成っている所を選びながら歩いて行く。アカソ、ヤブマオ、ハギ等が多く林道際に多く見られる。
ナガバヤブマオ 大きなキノコ 水場

 林道の左側は松茸山の斜面でコンクリートの壁も多く、右側は谷となっているが大きな木が茂り展望が無いが一箇所松茸山に食い込む形の小沢の所で谷川に土砂を積み重ねた所からは焼山から黍穀山に続く稜線が眺められる。
焼山方面の尾根 ボタンズル ガガイモ

 奥野林道 起点から4Kの標柱が左手に確認して左にカーブすると奥野林道松茸山登山口があり散策路入口、奥野口と書かれた標識がある。5,6台の駐車スペースも作ってあるがゲートが開かなけりゃ無用だ。ゲートから此処までの間、完全舗装されていて危険の所は無かった。
案内標識 奥野林道登山口 防火用水

 いよいよ登山道に入ったのだが車が通れるほどの幅がある道でチップが敷き詰めてあり程よいクッションがあり気持ちよく歩ける。防火用水の所を過ぎると階段となり登り詰めて暫く行くと再び階段で急斜面の登りで登り切ると東屋がある松茸山山頂に出る。
初めの階段 最後の急な階段 山頂の休憩舎

 松茸山山頂からは丹沢方面(蛭が岳)のみ伐採されていて展望があり。一汗かいたので水分の補給と休憩をする。山頂は車の騒音もなし静寂の中で大型の黒い蝶が忙しそうに山頂を往復している。
雲の懸かる蛭が岳 姫次(地蔵平)方面 山頂の標識

 15分ほど山頂で休憩、時間も有るので引き返さず山頂を越えて反対側に降る。帰宅後再度地図を見て三角点は東屋のある所ではなく僅かに下った先にある事が判る。木組みの急な階段を下り暫く行くと左右に分かれる分岐点があり、登山口の標識では駐車してあるゲートに近い所に降れるルートだが沢の手前で切れていて対岸の林道に繋がっていない。? 沢を渡る橋が無いようだが左に下って行く。
マツカゼソウ 急な階段が続く 分岐点

 崩れてきた岩などでガレ場を降るような登山道で足元に注意しながら下って行くと沢の音(滝)が近くになると分岐点がある直進方向は沢に沿って先ほどの分岐点を右に降った所(水沢ふれあい橋)に繋がっているようだ。左手に降りると堰堤に出る。案内標識の登山道の線が沢の手前で切れていた意味が判る。
大きな親子キノコ 分岐点 堰堤に出る

 連日の雨で水量も多く右側は15m程の落差で滝になっていて。幅5m深さ20cm程の堰堤を渡るのは危険なので左手側(上流)の小さな中州に飛び移り5mほど水中に隠れている石伝いに渡りきる。濡れる事を覚悟して渡った結果幸いにも登山靴の中に水が入らず旨く渡れる。後は林道を100m程行き奥野林道ゲートの所に戻れる。
堰堤の下 対岸からの堰堤 ゲート前の駐車場に戻る

 追記
以前今回歩いた奥野林道の終点、大平の先まで歩いたときは早戸川に沿った林道を丹沢観光センターの手前から早戸川に下り浅瀬を飛び石伝いに早戸川を渡り対岸を登って大平青少年キャンプ場に出て奥野林道の終点まで歩く。帰り早戸川を渡る時濡れてしまった事が思い出される、林道と早戸川の落差もあり登山道もはっきりしない所があり。大平まで車で入れれば川を渡る無駄も無く黍穀山などの登山に大いに利用出来るのにと思う。折角作った林道、大平青少年キャンプ所、自由に利用できるのは??