相模原8:00⇒藤野9:00⇒石盾神社9:30⇒駐車場10:00⇒林道→登山口10:14→佐野川峠10:50→甘草水広場11:00→三国山巻道→生藤山11:30〜12:00→茅丸12:48→生藤山巻道→三国山13:15〜13:30→甘草水広場13:45→佐野川峠14:18→登山口14:45→林道→駐車15:20⇒藤野16:00⇒相模原17:00
毎年1〜3回程生藤山に登っているが石楯神社から登ったのは2006年の7月で2年ぶりとなる。林道の終点まで車で入る予定でいたがゲートがあり手前の道路の際に駐車して登山開始。
林道を15分ほど行くと林道の終点で此処から登山道になっていたのだが車が通れるほどの林道が出来ていて以前の登山道は所々で遮断されている。木も多く伐採されていて運び出しているようだ。林業用の小形のキャタピラカーが丁度下りてくる。
極力旧登山道を登って行き足もとに咲いている花を見ながらゆっくりと登って行く。途中で伐採された木で登山道が遮断されていて通行できないので5mほど斜面を登り新しい道(林道)に移る。キバナアキギリ、ツリフネソウ、ソモバシラ、ジャコウソウ、レイジンソウ、カシワバハグマ、ツルニンジン等の花が見られる。今回初めてレイジンソウを見ることが出来る。
佐野川峠に出る直前の登山道の角に有った馬頭観音の石仏は変わりなく存在していた。馬頭観音が見えると峠に着いた良い目印となっている。
佐野川峠からは尾根筋の緩やかな登りで甘草水広場の休憩ベンチで小休止。いつもだと何人かの登山者が休憩しているのだが今日は一人も居ない静かな広場となっている。
今日の登山の目的の一つで福島の磐梯山に登山中のSさんと無線交信をする為三国山を巻道で通過して生藤山山頂でアンテナの準備。約一時間断続的に呼んで見たが今日はJA1OAO局からの応答がなかった。
無線交信が出来なかったので代わりでは無いが一つ先の生藤山より標高の高い茅丸(1019m)まで足を延ばす。オクモミジハグマやシュロソウの花が多く見られる登山道で急な丸太の階段を登り詰めると茅丸山頂に出る。此処も周りが木で囲まれていて余り展望は無い。
今日は登山者と20名ほど逢ったが殆どの人は歩いて登山するのではなくランニングしている。和田峠から醍醐丸→連行山→茅丸→生藤山→三国山→佐野川峠→登里→和田を回わる山道コースになっている様だ。
小休止後茅丸を越えて茅丸の巻道を引き返す。茅丸も生藤山も巻道があり、何れも距離は短いが急な登りをしなくても通過出来るのはランニング者には好都合の様だ。
往路は通過した三国山に登って小休止とする。今回のコースで一番展望の良い所で眼下にはゴルフ場その後方には扇山と権現山が良く見える。富士山が見えないのは少々残念だが次回の楽しみにする。
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三国山の巻道分岐 |
三国山からの眺め |
三国山山頂の標識 |
15分ほど休憩後三国山を後に佐野川峠に向けて緩やかな下りの尾根筋の歩きで自然と足取りが軽くなり10分ほどで軍刀利神社への登山道を右手に見送り赤土の滑りやすい下り道を慎重に注意しながら甘草水広場まで戻る。
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咲き残っているアジサイ |
ヤマボウシの実 |
三国山分岐の祠 |
甘草水広場の南の斜面には林業用か?モノレールが出来ている。最近はスギ花粉の問題もあり植林の整備が進められて、薄暗い登山道も明るくなって楽しさが増す。
甘草水広場の草むらの中を良く見るとコシオガマ、リンドウ、ツリガネニンジン等が見られる。ベンチで休憩しているだけだと見落としてしまう所だ。
春には甘草水広場には桜が多くあるので花見登山で結構賑わう処だ。登山道の両際を良く見て行くとクサボタン、オケラツルニンジン等も咲いているのが見られる。
アキノキリンソウ等は嫌でも目に留まるが目立たない花も多くあるので、ゆっくり歩くと意外と多くの花が見られる。
佐野川峠からは尾根道と分かれて杉林の中の急な斜面を新しく出来た林道を降る。歩くのには旧登山道の方が歩きやすいが途中で遮断されているので新しい林道を歩く。
伐採されて多少明るくなれば色々の草花が元気に育つ環境になり伐採された木が運び出され林道も落ち着いてくれば良い登山コースになるのでは。
新道(林道)をくだり登山口に14:45分到着。此処からは約15分舗装された林道を戻る。往路は急いでいたので写真を撮っている時間が無く見過ごして来たが帰りはゆっくりと写真を撮りながら戻る。
白とピンクの花、オオミゾソバの群生している所があり暫く撮影に時間を費やす。アキチョウジ、ヤクシソウ、マツカゼソウ、ノコンギク、コシオガマ等が見られる。
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