感動の山 丸 山
 御前山登山の予定で鋸山林道を奥多摩川から入ったが途中で崖崩れで通行できず引返す。山頂近くまで車で登れる丸山に行き深まり行く秋空のもとで山歩きを楽しむ。
2008年10月12日

ルート平面図

ルート断面図

 相模原7:00⇒奥多摩駅8:40⇒鋸山林道P9:00→崖崩9:35(引返す)→鋸山林道P10:18⇒御岳⇒軍畑⇒名栗⇒山伏峠⇒正丸峠⇒狩場坂峠⇒県民の森P11:50→丸山山頂12:05〜12:58→森林館13:23→P4→P513:50→森林館14:10→県民の森P14:33⇒山野花路14:40⇒芦ヶ久保道の駅15:05⇒山伏峠⇒名栗⇒軍畑⇒高尾17:00⇒相模原17:30


 2004年の3月に神戸岩手前の崩落で林道を大タワ(峠)まで歩き峠から御前山に登った事があり、今回は奥多摩側から鋸山林道を利用して大タワ(峠)を目指したが峠の手前約2K地点(地図P0)で崩落による通行止め。車を置いて歩いて崩落箇所(地図P1)を通過して大タワ峠の約400M手前で(地図P2)再び崩落があり。
林道に駐車 崖崩れA 奥秩父方面の眺め

 防護ネットの上部から越えようとしたが支持点が無く谷側が50m程垂直に落ちている。帰りの事もあるので引き返すことにする。隣の栃寄からの御前山登山も考えたが林道歩きで約1時間30分費やしたので山頂近くまで車で上がれる丸山を目指す。

 秋の行楽日和で各地の高速道路の渋滞情報をラジオで聞きながら名栗から山伏峠を越えて県民の森駐車場に11時50分到着。駐車場は標高が870mほどあり丸山山頂までは100m程の標高差で15分ほどで登れる。
県民の森駐車場 県民の森入口 丸山直下の木段

 12時5分丸山山頂に到着。山頂には50名ほどのハイカーが昼食を楽しんでいる。早速展望塔に登り谷川岳登山のSAさんと暫く無線交信できる。微かに谷川岳の山影が確認できる見通し距離(約100Km)なので感度もよく受信できる。
丸山山頂 960m 堂平山 天文ドーム 浅間山の遠望

 軽い昼食を取ながら山座同定と展望を楽しむ。日光の男体山から左に日光白根、赤城山、榛名山、浅間山、甲武信ヶ岳と300度の展望が得られる。
赤城山の遠望 武甲山 両神山

 西側には側面を削り取られた武甲山とノコギリの歯の形の両神山も近くに見える。丁度昼時とあってハイカーが次第に多くなってくる。
丸山山頂の展望塔 あざやかに紅葉 ハイキング路

 時間があるので県民の森一帯を歩いてみる。東方向に小さなピークを二つ越えると森林館と書かれた5棟ほどの施設があり(休憩舎、トイレ、展示館)南側の斜面は芝生になっていて開放感があり休憩には適した処だ。
途中にある休憩舎 標識も整備されている 森林館(県民の森)

 森林館の東側の山頂まで登って見る。此処で再び谷川岳下山中のSAさんと無線交信が出来る。(今日の谷川だけは天気が良く登山道は行列しているとの情報を得る)。
森林館前の広場 展示館 標識

 ピークを越えて降って行くと林道に出そうなので引き返す。付近一帯は山栗が多く落ちていて拾い始めたら次から次えと落ちているので一時栗広いに専念してしまう。
山栗の木が多くある 丸山登山口 ヤクシソウとトンネル

 森林館まで戻り帰りは尾根筋の南側の林道を戻り。尾根根をトンネルで抜けて県民の森駐車場に戻る。予定外の登山となったが秋空の下でのどかな山歩きが出来る。
武甲山(山野花路) 木の子茶屋 山栗の収穫



鋸山林道・丸山で見られた花々
フクオウソウ リンドウ トリカブト
キチジョウソウ セキヤノアキチョウジ ノコンギク
キバナアキギリ コウヤボウキ ヤクシソウ
ヤマホタルブクロ ナギナタコウジュ ベニバナボロギク