感動の山 滝子山・大谷ヶ丸
 大鹿川の支流すみ沢に沿って登るコースで新緑に包まれて沢や滝の音を聞きながら登るみずみずしい山歩きが出来る。滝子山山頂直下の鎮西ヶ池もあり水に恵まれた山だ
2009年5月3日

ルート平面図

ルート断面図

 相模原5:30⇒相模湖IC6:00⇒大月IC6:40⇒大鹿川登山口7:00→切石7:48→曲沢分岐18:18→曲沢分岐28:40→廃屋9:00→大谷ヶ丸分岐9:32→湯の沢峠(大谷ヶ丸経由)分岐9:48→鎮西ヶ池10:00→滝子山10:10〜10:40→湯の沢峠(大谷ヶ丸経由)分岐10:50→大谷ヶ丸12:00〜12:25→コンドウ丸13:22→曲沢峠13:44→大鹿山14:00→大鹿峠14:25→林道15:20→大鹿川登山口15:35⇒大月IC16:00⇒上野原IC16:30⇒相模原18:10


 恒例化した5月の登山は沢筋の登山道をと思っていた所、以前から登って見たいと思っていた滝子山が大鹿川の支流、スミ沢に沿っての登山道で車を使用して出きれば周回出来るコースがあるか調べた結果、滝子山の南の尾根(寂尚尾根)を登って下山をスミ沢を下り周回するコースが紹介されているが体力が無い事で大谷ケ丸から大鹿山を廻って戻るコースを見つけて実行に移す。
滝子山登山口(すみ沢) 滝(すみ沢) 滝子山山頂

 連休の渋滞に巻き込まれないで大鹿川際の駐車スペースに車を止めて30mほど上流の登山口から滝こ山を目指す。スミ沢に沿って緩やかに登って行く。新緑と沢の流れで大変気持ちよく連日の登山で疲れが残っているのでスローペースで歩く。

 沢筋の水分の有る所は多くの植物が自生している。アキギリ、ミツバコンロンソウ、コガネネコノメソウ、ハナネコノメソウ、各種スミレ類、エンレイソウ、ユキザサ、チゴユリ、キジムシロ等で尾根筋には各種スミレ類、フデリンドウ、ニリンソウ、ルイヨウボタン、ワチガイソウ、ヒトリシズカ、ヤブレガサなど多く見られた。
鎮西ヶ池 大谷ヶ丸 大鹿山

 この登山道は非常に水に恵まれていて登山口から標高1380m付近で水源に近い所で小沢を渡り防火帯の尾根に登って行き滝子山山頂直下の鎮西ヶ池にも水か涌いている。スミ沢には小さな滝が多くあり滝子山の名前に納得できる。滝子山山頂に上がると予想外に富士山が鮮明に見える。20分ほど休憩後防火帯頂上部の分岐点まで戻り大谷ヶ丸を目指す。

 滝子山山頂には3名の登山者がいたが大谷ヶ丸に向かう登山道は人気が無く静かな山歩きが出来る。
大谷ヶ丸には先客が3名いて休憩(昼食)していると次第に登山者が登ってくる。滝子山からは無線が繋がらなかったJA1OAO局のSAさん(七面山登山中の)と交信が出来る。
ラショウモンカズラ エンレイソウ コガネネコノメソウ

 大谷ヶ丸からはほぼ直線に急斜面を降り明るい稜線に沿ってコンドウ丸、曲沢峠を通過して右手に甲斐大和に降る登山道を見送り僅かに登ると大鹿山1236mの山頂に出る。再び急斜面を降り大鹿峠に出る。大谷ヶ丸からは大菩薩から連なる稜線を大鹿峠まで辿り大鹿峠から稜線を離れて滝後山登山口に降る。