感動の山 牛奥ノ雁ケ腹摺山
 急遽休みとなり梅雨明けも重なりこの時期としては非常に展望に恵まれた登山が出来る。写真は牛奥ノ雁ケ腹摺山山頂からの富士山の展望。
2009年7月15日

ルート平面図

ルート断面図

 相模原5:00⇒相模湖IC5:40⇒大月IC6:30⇒湯ノ沢峠7:14→白谷丸8:30→黒岳8:50→川胡桃沢の頭9:20→賽の河原9:30→牛奥ニ雁ケ腹摺山10:10〜10:30→川胡桃沢の頭11:20→黒岳12:00→白谷丸12:30→湯の沢峠13:14→湯ノ沢峠お花畑→湯ノ沢峠駐車場14:00⇒大月IC15:00⇒相模湖IC15:30⇒⇒相模原16:30


 急に山歩きに行くことになり事前の情報が取れないまま中央高速を利用して湯ノ沢峠に向かう。幸い今年は湯ノ沢峠まで車で入れたので一時間早く登山が出来る。平日の夏休み前の影響か誰も来ていない。すばやく準備して湯ノ沢峠に出てみると展望は良く青空に高く白い雲で風が強く寒いくらいだ。峠から左方向、北に向かって笹薮の中を登ってゆく。

 高度が上がるに連れて富士山が見えてくる。白谷丸山頂直下の突き出した展望のよい所に寄って写真を撮ってから白谷丸山頂に登る。山頂からは丹沢、道志の山、富士山、南アルプスと非常に良く見える。南アルプスの塩見岳は太陽の光が反射して雪渓が輝いて見える。
湯ノ沢峠 駐車場 南アルプスの展望 白谷丸の草原

 白谷丸からは樹林帯の中の登山道で未だ花に時期は早いがカニコウモリ、バイケイソウなどが群生している。山梨森林100選の看板があり気持ちよく歩ける。僅かに登ると展望の無い黒岳(標高1987m)山頂に出る。伐採して明るくなっているが展望が無いので先に進むと直ぐに右手、大峠からの登山道がある。

 起伏の少ない樹林帯の中を30分ほど行くと明るく開けた草原の川胡桃沢の頭の看板がある。再び樹林帯に入って下って行くと賽の河原の草原に出る。ここを登り切ると牛奥ノ雁ケ腹摺山山頂となる。草原状の斜面にはコウリンカとマルバダケブキが咲いていて何種類かの蝶が飛び交っている。
富士山の展望は非常に良い 黒岳山頂 牛奥雁ケ腹摺山からの展望

 山頂で同年代の登山者が1人挨拶を交わし先に引き返して行く。今まで太陽を遮っていた雲が移動したので直射日光が射して来て暑いので木陰で軽い食事をしながら休憩する。帰りは湯ノ沢峠まで戻り、直進してお花畑を見てくる。フウロソウとアザミの紫が目に付くが他の花は未だ先の様だ。往路は涼しく歩けたが復路は夏山登山となり汗が垂れ落ちる状態だが木陰では涼風が気持ちよく暑さを凌げる。

 
登山道で見られた花
シモツケソウ チダケサシ グンナイフウロ

コウリンカ フウロソウ ヤマオダマキ

キリンソウ ヒメトラノオ ノバラ