感動の山 赤鞍ヶ岳
 先週の畦が丸山に引き続道志川を挟んで反対側の山、赤鞍ケ岳に登る。道志村役場の所から富士東部林道南線を利用しての登山となる。
2010年5月16日

ルート平面図

ルート断面図

 相模原6:30⇒道志役場⇒林道P7:45→天狗岩8:15→稜線分岐点8:55→赤鞍ヶ岳(ワラビダタキ)9:17→ウバガ岩9:25→赤鞍ヶ岳(朝日山)10:26〜11:05→ウバガ岩11:55〜12:20→赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)12:30→稜線分岐点12:40→天狗岩13:05→林道登山口13:30⇒相模原15:30


 先週の畦が丸山登山にに引き続き本日も好天に恵まれて新緑の道志の山、赤鞍ヶ岳に登る。道志村役場の手前からから富士東部林道南線(道志側)に入って行き林道終点の手前にある赤鞍ヶ岳登山口の所に駐車。林道の登山口からは目前に大きな山容の大室山があり西側には富士山が良く見える。7:45赤鞍ヶ岳目指して登山開始、登山道はほぼ一直線に出来ていて傾斜がきついが所々で展望が得られるので景色を眺めながら一息入れる。

 林道の登山口と稜線の中間当たりに登山道を塞ぐように大きな石(天狗岩)がある白いペンキで大きく「ゴトウイワ」と書かれている所を通過して三度目の植林帯の中を登りつめると巌道峠から続く稜線に出る。稜線を右に僅かに登りつめるとロボット雨量計の設置してある赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)1257mに出る(三角点は笹薮の中にある)。

林道際の登山口 富士山の展望 気持ちの良い稜線歩き

 赤鞍ヶ岳(朝日山)までの稜線は緩やかなアップダウンで好天で明るく新緑の始まった気持ちの良い山歩きが出来る。ウバガ岩の展望台からは南アルプスの雪山が見えたが生憎富士山は雲に隠れてしまった。富士山の展望は見れなかったが予想外に足元には色鮮やかなイワカガミの花が見られる。

 赤鞍ヶ岳(朝日山)までの登山道で多くの花を見られる。 イワカガミ、チゴユリ、ユキザサ、ミツバツチグリ、ヤマウツボ、トウゴクミツバツツジ、エンレイソウ、スミレ数種類、他。赤鞍ヶ岳(朝日山)直前の秋山峠で再び展望が開けたが富士山は雲の中で見られず。目前の西丹沢の山並みを眺めながら小休止後、赤鞍ヶ岳(朝日山)1299mの山頂に登る。

 山頂は周りが木で覆われていて展望は無いが広くて明るいので此処で早めの昼食にする。テーブル等の設備がないので横になっている木に腰を下ろして一人静かに休憩していると男性登山者が登ってくる。(道坂トンネルから菜畑山経由登って来て小休止後、秋山方面に降って行く)。入れ替わりに雛鶴峠の方から林道の終点まで車で入って登ってきた男性登山者が登って来る。

イワカガミ ミツバツチグリ 赤鞍ヶ岳(朝日山)山頂

 道志から登る山は何処も交通の不便があるので登山者が限られている様だ、今日は山頂で逢った二人のみで静か過ぎる登山となる。帰りは右手に丹沢(袖平山、蛭ヶ岳、大室山、加入道山、畦が丸山、大界木山、菰釣山)の親しみのある山並みと並んでの山歩きで十二分に道志の山を堪能できた感動の山歩きとなる。