感動の山 鳴神山
 カッコウソウを見に鳴神山へ行く。雨の中登山口を間違えて2時間ほど回り道したがラショウモンカズラやヒイラギソウと出会える。鳴神山山頂直下ではカッコウソウの花も見られた。
2010年5月23日

ルート平面図

ルート断面図

 相模原⇒吉川⇒桐生⇒大滝登山口9:25→木品登山口→P1→P2(10:40)→P3→P1→木品登山口(こつなぎばし)11:30→P4→椚田12:40→鳴神山13:00→神社13:10→P6→大滝(不動ノ滝)→大滝登山口14:20⇒桐生⇒佐野⇒吉川⇒相模原


 昨年の3月に鳴神山登山に同行したYAさんからカッコウソウを見に行こうと、お誘いが有り二度目の鳴神山に向う。吉川でYAさんと待ち合わせて曇り空の中桐生に向う。渋滞も無く快適に走れて桐生市街を通過して大滝登山口に車を停めて、昨年の逆コースで林道を木品登山口に向う。木品登山口は標識がないので通過してP1の林道から沢沿いに山道に入る。何となく感じが違うと思いながら奥に入って行く。P2の所で登山道(管理道)が終わりで引き返すことになる。無駄な時間を費やしたがヒイラギソウ、ヤマブキソウ、ラショウモンカズラを見ることが出来る。P2往路の対岸に出来ていた林道をP3の所から引き返す。P1の民家の庭先に居た方に登山道を聞き登山口の確認をする。先ほど通過した木品登山口まで戻り11:30分小雨降る登山道を鳴神山に向けて登り始める。   
大滝登山口 木品登山口(こつなぎばし) 鳴神山山頂

 木品登山口から沢に沿った登山道の足元にはウワバミソウ、ヒイラギソウ、ヤマクワガタ、ヤマブキソウなどが見られる。登山口から約一時間、稜線に出る直前の斜面にはカッコウソウの群生地があり丁度、花が咲いている。他に質素な小さな花のルイヨウボタンも多く見られる。カッコウソウの花を見られたので十分目的を達成出来たので此処から引き返えす事も検討したが折角来た事と鳴神山山頂直下に、もう一箇所カッコウソウの群生地があるので山頂を目指す。雨の降る天気だが意外と明るく緑が非常に綺麗で山ツツジの朱色が一層鮮やかに目立つ登山道を登り鳴神山に到着12:40分。
ラショウモンカズラ ヒイラギソウ カッコウソウ

 山頂からの視界も良くないので早々に山頂直下の神社まで下り雨具に着替えて直ぐ下にあるカッコウソウの群生地を見てから車の置いてある大滝登山口まで一気に下る。カッコウソウが咲いている日曜日にもかかわらず雨の影響か山頂直下の神社の所で一人の登山者とすれ違ったのみでカッコウソウの花も貸切状態で見られる。
ヤマブキソウ ヤマクワガタ ルイヨウボタン

 当初、登山口を間違えて2時間ほどロスタイムしたが予想外に花も見られたりYAさんは山菜の収穫もあり楽しめる。鳴神山山頂も回ってこられて帰りは雨と汗で濡れて冷えた体を佐野に寄りラーメンを食べて体内から暖めて登山後の満足感も味わえる。YAさんのお陰で昨年からの念願のカッコウソウを見られて雨にもかかわらず感動の山歩きが出来る。