田沢高原(アルパこまくさ)12:22⇒12:48八合目12:50→片倉岳13:20→阿弥陀池13:58→避難小屋14:05)→横岳14:20→焼森山14:40→沢15:00→15:20八合目15:50
⇒16:10田沢高原(アルパこまくさ)
天候が良くないので登山の中止も考えたが折角遠くから来たので雨具も用意して田沢高原(アルパこまくさ)のバス発着所に行き12:22分発のバスに乗り
8合目まで行く。田沢高原の秋田駒ケ岳登山口から8合目までの林道は一般車の通行規制があり大型バスが運行されている。天候の影響か乗客は私一人で、20分ほど右、左と曲りながら狭い林道を登って行き8合目に到着する。
8合目も天候が悪く視界も無いが雨になっていないのが幸いだ。8合目の小屋には3名下山する登山者のみで、これから登って行く者はいない。雨は降っていないがガスが濃く視界は50mほどで悪く回復は望めないが、
案内標識に従って阿弥陀池方面に向かう。足元にはハクサンチドリ、マイズルソウ、ゴゼンタチバナ、ツマトリソウ、オオバキスミレ等が多く見られる。沢には雪が残っていてフキノトウが雪の合間から顔を出している。
八合目から約30分、赤茶けた色一色の高台に片倉岳展望台の標識がありベンチも設置されている。展望のよい所のようだが本日はまったく展望がない。
雄女岳(オナメダケ)の山腹を左回りで螺旋状に登って行く緩やかな登山道で歩きやすい。ミヤマダイコンソウの群生地を過ぎて木道になると
直ぐに阿弥陀池(西端)に出る.阿弥陀池が登山道の要になっていて此処から四方に登山道が分かれている。視界が悪く阿弥陀池も全容が見えないので標識の案内を頼りに阿弥陀池の東側にある避難小屋まで行く。
雄女岳山頂に向かう直登の登山道がガスの中に消えて行く分岐点で八合目小屋に下る登山道があるが、途中崩落があり通行危険の標識があるので引き返すか思案したが迂回コースがあると聞いていたので
避難小屋から横岳方面に登って行く。途中で八合目小屋から登ってきた登山者がいて横岳経由八合目小屋まで一時間ほどで下れる確認ができてホッとする。
横岳に続く稜線に出ると雨が降って来たので雨具に着替える。14:20分横岳山頂の標識がある所に到着。視界がないので標識とGPSを
確認しながら登山道を行く。横岳から僅かに下ると焼森山の標識があるピークに出る 湯森山方面の分岐点があり。此処から尾根道を外れて沢に向かって下って行く。沢まで下ると沢の両岸には
シラネアオイ、ショウジョウバカマ、コバイケイソウ、ミヤマカラマツ、ミネザクラ、サンカヨウ等の多くの高山植物が見られる。阿弥陀池から途中の雪渓の雪解け水を集めて流れて来る様で小さな沢だが水量は豊富だ。
小沢を渡り対岸の小さな尾根筋を緩やかに下って行くと八合目小屋に出る。
秋田駒ケ岳に咲く高山植物。
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サンカヨウ |
コミヤマハンショウズル |
コバイケイソウ |
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