感動の山 生藤山
 好天に成った爽やかな青空の下久し振りに山歩きをしてくる。少々体力が落ちているが予定通り山歩きを満喫してくる
2010年10月11日

ルート平面図

ルート断面図

 相模原6:00⇒和田峠7:10⇒登山口7:28→醍醐丸7:50→連行山9:16→茅丸9:30→生藤山10:00→三国山10:10〜10:20→連行山10:55→和田峠12:40⇒相模原14:10


 昨日のあめが急激に変わり雲ひとつ無い青空が広がる早朝、秋のさわやかな山歩きに生藤山に向かう。 和田峠まで車でのぼり、峠から陣場山と反対側の林道に入って5分ほどの所から山道(登山道)に入ってジグザグに樹林帯の中を登ってゆく。 高岩山の山頂を過ぎて、ゆっくりと歩いて約一時間、醍醐山山頂の分岐点に出る。此処で昨日から山岳耐久レースが行われていてコースの案内標識の回収に登って来た方にしばしレースの話を聞く。

 醍醐山頂を後にして尾根筋の登山道を連行山に向かう、この時期は木立の葉が生い茂り周りの展望が望めないのは残念だ。 僅かに山並みの一部が見えるが立ち止まり展望を眺めるところは無いまま連行山の登りに取り掛かる。依然来た時と丁度、時期も同じ頃で、 広々とした展望の良いところが有ったのだが10年ほど前の事なので草木も生長して展望が利かない。 名前のように細長い山頂の連行山の山頂に設けてあるベンチに腰を下ろし休憩にする。展望を楽しめると期待して登ってきたが全く展望が無く残念だ。
木立の合い間から富士山 生藤山990m 三国山からの富士山

 早々に連行山を後にして隣の茅丸へ向かう。今回の山歩きで茅丸が一番標高の高い山で1019mあり、千メートルを僅かに超えている。連行山を下り巻き道と直登る木段がある。 巻き道は茅丸山頂を巻いているので直登する木段を登って行く。茅丸の山頂について周りを眺めたが木立に囲まれていて眺めは悪い。 富士山も大きく全容を現しているのだが写真に収めることが出来ない。茅丸山頂で休憩後隣の生藤山に向かう。

 茅丸を下った所で巻き道と合流点があり、ここで初めて幾分木立が邪魔をしているが雪の無い真っ黒な姿の富士山を全望出来る。 早速カメラに収めてから生藤山に向かう。生藤山も茅丸と同様に巻き道があるが巻き道を見送り、 岩の露出した急な登りを僅かに登り生藤山山頂に出る。此処まで来る間3名ほど途中ですれ違ったが此処、 生藤山も茅丸山頂でも誰もいない静かな山頂だった。時間が早い為か?、生藤山山頂も木立が生い茂り展望が悪いので此処も早々に立ち去り、 三頭山まで伸びる笹尾根の分岐点の三国山(峠?)迄足を伸ばす。

サラシナショウマ ハバヤマボクチ コシオガマ

 三国山は以前と変わらず西側が大きく開けて展望が良い。幸い今日は秋晴れで、 目前に権現山、その左に扇山、後方に滝子山、三つ峠そして富士山も良く見える。しかし白い雪を被った富士山ではなく真っ黒な富士山の姿だ。 三国山の平坦な山頂にはテーブルやベンチが設けてあり10名ほどの登山者が休憩して富士山の展望を楽しんでいる。

 20分ほど軽い食事と休憩をして三国山の巻き道を回って和田峠に引き返す。往路巻き道を避けて山頂を通って来たので復路は巻き道を通り和田峠に向かう、 三国山山頂で休憩していた浦和から来た2名の登山者と再び巻き道の合流点で出会いしばらく話しながら登山道を戻る。 この時間になると登山者も結構多くなり各、休憩ポイントでは10名ほど休憩している。和田峠に戻ると広い駐車場は満車で多くの観光客と登山者で賑わっている。 帰りは和田峠から人馬街道を高尾に戻る途中峠道の下りで対向車とのすれ違いが難しく少々待たされたが早い時間に帰宅できる