感動の山 竜ヶ岳
 今年の初登山は昨年と同様に富士山を眺めの特等席の一つで山梨百名山の一つでもある、竜ヶ岳(標高1485m)に登って富士山の展望を十分楽しむ事が出来た。
2011年1月6日

ルート平面図 省略

ルート断面図

 相模原8:30⇒相模湖IC9:30⇒河口湖IC10:00⇒本栖湖P10:30→竜ヶ岳林道終点11:45→竜ヶ岳登山口12:50→石仏13:50→竜ヶ岳山頂14:40〜15:00→本栖湖登山口15:48→本栖湖P16:00⇒精進湖16:15⇒野鳥の森16:25⇒西湖16:36⇒河口湖(大石)16:55⇒河口湖IC17:20⇒相模湖IC18:20⇒相模原19:00


 恒例となった新年の初登山を富士山の眺めが良い本栖湖より竜ヶ岳に登る。出発時間が遅くなったので中央自動車道を利用して河口湖ICから本栖湖半の駐車場に駐車(10:30)。竜ヶ岳登山口の標識に従って。キャンプ場の林の中を行く。登山口を間違えて通過して東海自然歩道から竜ヶ岳林道に入ってしまう。

 林道を行けば何処かで登山道の分岐が有るだろうと林道を登って行くと日影の所は雪が残っていて小動物の足跡と登山靴の足跡が有り気を良くして富士山の写真を撮りながら林道を行く。左手下方には芝桜の公園が箱庭のように見える。位置として丁度竜ヶ岳山頂の真下当たりまで来た所で林道が終わってしまい登山道の分岐も無く残念だが引き返す。(11:45)

 約3時間林道歩きで費やしたが富士山を眺めに来たと思えば林道歩きも無駄にはならず登山口まで引き返す。(12:50)引き返す事も考えたが折角来たのだから竜ヶ岳山頂を目指す。竜ヶ岳山頂から東に延びる尾根の鼻先までジグザグに登って行く。苦しい登りだが30分ほどで尾根に上がり富士山の姿も目前に大きく見える。ベンチが有りザックを下ろして暖かいコーヒーを飲み一息入れる。
竜ヶ岳林道からの富士山 尾根筋の登山道 石仏(休憩舎)からの富士山

 笹原の尾根を一旦緩やかに下り登り返して高度を上げてゆくと石仏と休憩舎の有る尾根筋の展望台に到着。(13:50)此処で再び小休止。途中であった男女の登山者が話していた竜ヶ岳山頂の二人が降って来るのが小さく見える。此処でもポットに入れてきた暖かいコーヒーで富士山を眺めながら小休憩。目前の山頂を目指してジグザグに笹原の斜面を登ってゆくと先ほど小さく見えた二人の 登山者とすれ違う。

 体もなれた影響かジグザグに出来た登山道は登り易く意外と楽に登れる。中腹あたりに来て下を見ると先ほどの登山者が休憩舎の所で小さく見える。 頭上が大きく広がり山頂が近くなると傾斜も緩やかになり前方に山頂が見えてくる。緩やかな笹原を行くと右手に本栖湖に下る登山道の分岐があり、直進して低木の間を僅かに登り竜ヶ岳山頂標高1485mに到着する。広い山頂は360度の展望で南アルプスが意外と近くに見える赤石岳は少々雲で山頂がはっきりしないが 雪の北岳は斜光に輝いている。
南アルプスの遠望(北岳) 広い竜ヶ岳山頂 本栖湖竜ヶ岳登山駐車場

 正面の富士山は山頂部分に雲が出てきてしまう。山頂での展望も十分楽しめたので山頂を後にする。先ほどの分岐点まで戻り、往路の尾根筋を左に外れて本栖湖畔に降る登山道を行く。距離は短いが急斜面の下降の連続で膝に負担がかかる。路面は凍っているので注意深く足を運びスリップに気をつけての足運びとなる。本栖湖登山口に明るいうちに戻れる。湖畔の道路を10分ほど戻り駐車場所に16:00戻れる。
精進湖からの富士山 野鳥の森の人口氷柱と富士山 茜色に染まる竜ヶ岳(西湖から)

 本栖湖から精進湖、西湖、河口湖と富士山の撮影ポイントを回りながら帰宅する。