感動の山 南高尾
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2011年4月16日

ルート平面図 省略

ルート断面図 省略

 
  山下(国道20号)→西山峠→中沢峠→山下⇒林道P→三沢峠→西山峠→三沢峠→林道P

 朝起きて朝食を済ませてから空を眺めてみると天気は良くなって来そうなので春の花を見に南高尾の沢に沿ったコースを歩いてくる。町田街道を利用して館が丘を過ぎて医療センタ入り口の信号からトンネルで直接国道20号線に抜けられるので高尾駅周辺の渋滞を避けられて便利になった。インターチェンジの建設が進められていて近く完成する様だ20号線を5分ほど走り山下バス停の近くに車を停めて西山峠を目指して歩いて行く。
国道20号線山下バス停 丸太の橋を渡り 西山峠を目指す 三沢峠の標識

 山の斜面には花の時期が過ぎたカタクリ、アズマイチゲの遅咲きが数株有り。イチリンソウ、ユリワサビなどは西山峠まで至る所で見られる。またスミレも数種類が至る所で咲いていて眼が落着かない。沢に沿って西山峠まで続く登山道の至る所で花が見られて尾根筋の道とは比べ物にならないほど花が多い。西山峠直下の日影のニリンソウは2部咲き程だが隣の山の斜面の日当たりの良いところは花が満開で群生している。
カタクリ ヤマエンゴサク ニリンソウ

 西山峠まで多くの種類の花を見る事が出来て非常に満足出来る。西山峠からは良く歩いている尾根筋の道を中沢峠まで山桜の咲く明るい空の下足取りも軽く歩いて行き中沢峠から尾根筋の道と分かれて右手に降ってゆくと直ぐに林道に出る。峠の近くまで林道が伸びているのは予想外だ此処で西山峠の直下で出会った御夫婦の方と再度出会う。沢に沿った山道を予想していたので残念だが林道の両脇にカントウミヤマカタバミが多く見られる。
セントウソウ ユリワサビ ヨゴレネコノメソウ

 民家が見えてくると「うかい鳥山」の際を通過して往路の分岐点に出て車の停めてある山下バス停近くに戻る。不確実な情報だがヤマブキソウが尾根筋の道(泰光寺山近く)咲いている様なので梅ノ木平から三沢峠に向けて林道終点まで行き再び三沢峠を目指して山歩きをする。沢に沿った登山道なので此処でもニリンソウがいたるところで咲いている。トウゴクサバノオも見る事が出来る。30分ほど歩いて三沢峠に出る。
タカオスミレ エイザンスミレ マルバスミレ

 水分の補給で5分ほど休憩後直ぐに西山峠を目指す。ヤマブキソウが咲いている?疑問を感じながら期待しながら行くと西山峠直下と中沢峠直下ですれ違った御夫婦と3度逢う泰光寺山の手前にヤマブキソウが咲いている情報を再び聞いて期待感を持って行く。尾根筋の道は何度も歩いているのでヤマブキソウが咲いているのは見た事がないので半信半疑で歩いてゆくと黄色い鮮やかなヤマブキソウ?が咲いている。ヤマブキ(山吹)の花だ!!確かにヤマブキだ!群生しているヤマブキを見て急に足が重くなり、
ナガバノスミレサイシン ヒナスミレ スミレ

 気を取り直して引き返そうとしたが折角なので西山峠まで足を伸ばす。重い足をゆっくりと進めて西山峠から引き返して泰光寺山山頂のテーブルで20分ほど休憩。コーヒーを飲みながら桜の咲く山並みを眺めて誰も居ない山頂で大いに英気を養う。人影が無くなった尾根を三沢峠まで戻り車の停めてある林道終点まで緩やかに降り山歩きを終了する。梅ノ木平のカタクリ群生地(民家の裏庭にある)にちょいと寄って見るカタクリは終わっていてヤマブキソウが数株咲いていた。

ホタルカズラ ヒメウズ ヒロハコンロンソウ

アズマイチゲ ジュウニヒトエ カントウミヤマカタバミ


ウマノアシガタ トウゴクサバノオ ナツトウダイ



シュンラン ヤマルリソウ エンレイソウ