感動の山 三頭山
 友人の誘いで急遽三頭山に行く気温が低く山頂で雹が降ってくる。しかし青空にもなり新緑が非常に色鮮やかで気持ち良くリフレシュできる。
2012年5月12日

ルート平面図 拡大

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   八王子⇒武蔵五日市⇒都民の森駐車場→鞘口峠→三頭山(東峰)→三頭山(中峰)→三頭山(西峰)昼食→ムシカリ峠→大沢山→深山の道→石山の道→滝見橋(三頭ノ大滝)→都民の森駐車場→武蔵五日市


 11日の夕方、山本さんから明日三頭山に行こうと電話で誘われて予定を変えて山に行く事になる。12日8時30分八王子で待ち合わせて三頭山に向かう。 五日市を通過して順調に走れて登山口の都民の森駐車場に入る。満車の看板が出ていたが大型車の所を開けてくれる。さっそく登山準備して休憩所の前を通過しようとしたが新鮮な野菜類や竹の子が目に留まりく竹の子をお土産に買い車に置いて来る。

 急坂の車道を真っ直ぐ森林館の所まで息をきらせて登る。歩き始めは特に辛い、幸い気温が低いので汗はかかないので助かる。森林館を過ぎると山道となる。高尾山付近では既に花が終わっているスミレ類が此処では咲いている。 三週間ほど遅れているようだ天気はあまり良くないが結構大勢の登山者が来ている。三頭山は名前の通り三つの山頂があり東峰1527m、中峰1531m、西峰1524mで中峰が一番高いが山頂が狭いのと展望が悪いので広くて展望の良い西峰の方に多くの登山者が休憩や昼食をしている。 我々も西峰で何時もの様にYさんが持参したカレーうどんを準備する。
都民の森正面入り口 三頭山山頂(西峰) 手製のカレーうどん

 山頂からの展望は北側の雲取山、鷹巣山、御前山、大岳山などは良く見えるが南側の山並みは雲の影響で富士山は裾野が僅かに見える程度で全体的に良くない。 カレーうどんを食べている最中に急に雨が降って来たと思ったら地表でコロコロと白い粒が転がっているので雨ではなく霰(アラレ)?雹(ヒョウ)だと解る。 満腹になったので三頭山山頂を後にムシカリ峠に下る名前の通りムシカリ(オオカメノキ)白い花が咲いている。此処ムシカリ峠から都民の森駐車場に戻れるが少し遠回りする大沢山を目指して直進すると直ぐのトイレ施設のある建物がある。
ムシカリの花が咲くムシカリ峠 すみれ、ミツバツチグリ、エイザンスミレ ワチガイソウ

 1482mの大沢山を通過して西原峠方面に向かい10分ほどの所で三頭大滝方面の標識に従って左手に折れる。 暫く小さな上り下りを繰り返す岩のゴロゴロしている登山道で右手側が植林地帯で暗く左手側はブナ等の新緑が新鮮で左右対称的だ。 滝の音が下の方から聞こえて来ると急斜面の下りとなり沢に出て対岸に渡り沢に沿って僅かに下るとムシカリ峠からの道と合流してトイレ等のある休憩舎、滝見橋と続く。
新緑の後方は三頭山 三頭ノ大滝 ピンク色のエンレイソウ

 三頭大滝は数十メートルの落差があり見学用の吊り橋もあり寄って見てゆく橋も袂にはピンク色の三つ葉つつじも咲いていて滝を引き立てている。 滝からは平たんな林道を森林館まで戻る途中シラネアオイが一株花を付けていて周りには山芍薬の蕾が多く見られる。往路に通過した森林館に戻り脇の階段を下り駐車場に戻る途中、両側にエンレイソウ等も見られる。 約4時間の楽しい山歩きができる。