感動の山 菊花山
 先週に引き続き駅から駅までのコースを歩いて来る。朝のうちは雲が多く一時小雨になったが、次第に青空が広がり菊花山から富士山も見る事が出来た。
2012年12月1日

ルート平面図 

ルート平面図 省略

   猿橋駅8:45→九鬼山登山口9:00→神楽山9:55→厄王山(御前山)10:20→沢井沢ノ頭11:00→馬立山11:20→沢井沢ノ頭11:50→菊花山12:40〜13:00→無辺寺13:40→大月駅13:50

 先週、長淵山(赤ボッコ)でお逢いした方の話で大月から歩ける菊花山の話を聴き、忘れかけていた九鬼山から猿橋までのコースを思い出し、本日実行する。天気予報では晴れ時々曇りとなっていたが雨が降らなければ幸いと思って八王子、高尾と電車を乗り継いで猿橋駅に8:40分着。

 駅から登山口までが少々迷うが山を目指して(南西方向)行けば九鬼山登山口の標識があり。此処から山道となり雨で濡れた落ち葉で滑りやすいのでゆっくり確実に足を進めて登る。山頂付近では雨雲が風で流れて行き少々雨も降って来るが雨具に着替えるほどではない。尾根筋の急斜面を上り詰めると緩やかな登山道になり、神楽山と御前山の間のT字路に出る。神楽山を往復して御前山に向かう。
九鬼さん登山口 神楽山 展望がない 倒木を潜り抜けて

 神楽山は展望がないので直ぐに引き返して厄王山(御前山)に向かう。倒木を潜って20分ほどで厄王山(御前山)に着く。大きな石が露出した山頂で南側の展望が良く休憩に適した所だ。生憎未だ雲が多く富士山は見えないが九鬼山が見えてくる。暖かいコーヒーで水分補給と休憩していると青空が次第に広がって来るが南方面は未だ厚い雲で遮られている。

 15分ほど休憩後馬立山を目指す。緩やかな上り下りや小さな峰を巻き道で越えたりする登山道で右手(北側)方向は雲が殆ど無くなり滝子山から大菩薩嶺に連なる山並みや百倉山、扇山等が良く見える。沢井沢ノ頭の直前で右手から急斜面を数人の登山者が息をきらして登って来る。(帰路利用する菊花山への登山道)
 
青空になって来た厄王山山頂 滝子山方面の展望が良い 沢井沢ノ頭 標識もなし

 山頂の標識が見当たらない沢井沢ノ頭を通過して馬立山を目指す。馬立山までの登山道は展望もなく昨日からの雨で床面が濡れていて歩き難く太陽が雲に隠れると暗い感じがする。鍵型に急斜面を登りつめると朽ちた標識があり此処が馬立山山頂と解る。展望を期待して登って来たが(本日の最高地点797m)期待外れで直ぐに引き返す。

 スリップに注意しながら慎重に下り沢井沢ノ頭まで引きかえす。沢井沢ノ頭から稜線と分かれて左手方向菊花山目指して急斜面を降って行く。前方下に見えていた菊花山が次第に見上げる様になりコルを過ぎて登りになり、大きな石が露出している菊花山643m山頂に出る。    
馬立山山頂 展望なし モミジの紅葉が見事だ 菊花山山頂の大石

 本日のコースで此処が一番の展望が良く360度の景色が見える。今まで雲に隠れていた富士山もほぼ全容が見えてきて菊花山山頂からの展望を十分楽しめる。あまり展望が良いので30分ほど山頂で過ごしてしまう。下山道は途中で分岐が有ったが富士山が良く見れる無辺寺コースを利用して降り、大月駅に13:50分到着する。
菊花山 643m 富士山が姿を現してくる 大月駅ホームから見上げる菊花山